メタデータ・ルールの定義

メタデータ・ルールは、一度作成すれば、その後は必要に応じて再実行できます。

一般会計ソース・システムの場合:

  • E-Business Suiteソース・システムの場合、勘定体系は、様々な値セットを持った複数の一般会計セグメントで構成され、これらのセグメントがディメンションにマッピングされることで、ディメンションのメンバーおよび階層が取得されます。

  • PeopleSoft Enterprise Financial Managementの場合も同じように、チャートフィールドがディメンションにマッピングされることで、ディメンションのメンバーおよび階層が取得されます。

注:

メタデータ・ルールは、Oracle Hyperion Financial Data Quality Management, Enterprise Editionの人事ソース・システムとの統合では使用されません。

メタデータ・ルールを定義する前に:

注:

Oracle Hyperion EPM Architectは共有ディメンションとローカル・ディメンションをサポートします。FDMEEもアプリケーションの共有ディメンションおよびローカル・ディメンションをサポートします。

メタデータ・ルールを定義するプロセスの概要は次のとおりです:

  1. メタデータ・ルールを作成します。

  2. ディメンションを選択します。

  3. マッピングの詳細を定義し、会社間セグメントの処理方法を決定します。

  4. ディメンション属性を定義します。ディメンション属性の定義を参照してください。

  5. オプション: 抽出するセグメントの階層またはチャートフィールドのツリーを定義します。

  6. メタデータ・ルールを保存して実行します。

  7. オプション: 抽出のステータスを確認します。プロセス詳細の表示を参照してください。

メタデータ・ルールを作成するには:

  1. 「ワークフロー」タブの「メタデータ」で、「メタデータ・ルール」を選択します。

    注:

    各ターゲット・アプリケーションの同じ元帳またはビジネス・ユニットに対して、複数のメタデータ・ルールを作成することはできません。

  2. 「POV」バーからメタデータ・ルールに使用する場所を選択します。
  3. 「追加」をクリックします。

    ディメンション・マッピングのサマリー・グリッドの上部に空白行が表示されます。

  4. 「マッピング」詳細領域の「ディメンション」から、ディメンションを選択します。

    インポート・フォーマットに基づいてディメンションが一覧表示されます。

    ディメンションを選択すると、「ディメンションの分類」フィールドが事前に入力されます。

  5. 選択したディメンションごとにマッピングの詳細を定義します。
  6. ディメンションごとにステップ4から5を繰り返します。
  7. 「保存」をクリックします。