メタデータのロード

Oracle Hyperion Planningアプリケーション管理を使用するアプリケーションのメタデータは、「勘定科目」、「期間」、「年」、「シナリオ」、「バージョン」、「通貨」、「エンティティ」、ユーザー定義ディメンション、属性、UDAおよび「スマート・リスト」に対してロードできます。さらに変数を為替レートについてロードすることもできます。ただし為替レートの値はPlanningリレーショナル表にロードされ、Oracle Essbaseには直接ロードされないため、メタデータのロードの手順が該当します。

ユーティリティは一度に1つのレコードをロードします。レコードのロードに失敗した場合、メッセージが例外ファイルに書き込まれ、ロードのプロセスが次のレコードで再開します。新規メンバーが追加されると、未指定のプロパティがデフォルト値をとるか、必要に応じて親メンバーのプロパティを継承します。メンバーが存在し、プロパティ値が指定されていない場合、プロパティはそのままとなります。

メタデータをロードするには:

  1. ロード・ファイルを生成します。メタデータ・ロード・ファイルの生成を参照してください。
  2. ロード・ファイルをテストし、ユーティリティを実行します。
    1. planning1ディレクトリにインストールされているアウトライン・ロード・ユーティリティを見つけます。

      planning1ディレクトリの完全パスは、EPM Oracleインスタンスについてを参照してください。

    2. ロード・ファイルがエラーなしに解析していることを確認するには、/Nを使用してユーティリティを実行し、ログ・ファイルを確認し、エラー・メッセージが生成されていないことを確認します。例:

      C:\EPM_ORACLE_INSTANCE\Planning\planning1>OutlineLoad /A:test /U:admin /M /N /I:c:\outline1_ent.csv /D:Entity /L:c:/outlineLoad.log /X:c:/outlineLoad.exc

    3. これで、コマンド・プロンプトで大文字と小文字を区別するコマンド、スペース、適切なパラメータを使用し、ユーティリティを実行できます。

    アウトライン・ロード・ユーティリティで使用可能なパラメータの詳細は、ディメンション・プロパティを参照してください。