データ・ストアへの接続

データのセットを処理するために新しいデータ・ストアに接続する手順は、次のとおりです。

プロジェクト・ブラウザでプロジェクト内にある「Data Stores」を右クリックし、「New data Store」を選択します。

接続するデータ・ストアのカテゴリを「Database」、「Text file」、「XML file」、「MS Office file」または「Other」（JDBCまたはODBCを使用して接続詳細を指定する場合）から選択します。

データのアクセス元であるサーバーまたはクライアント（「クライアント側データ・ストア」を参照）を選択します。

接続先データ・ストアのタイプ（データベースの場合は、Oracle、SQL Server、MS Accessなどのデータベースのタイプ）を選択します）。

データに対する接続の詳細を指定します。次に例を示します。

クライアント側Accessデータベースの場合は、ローカル・ファイル・システムで.mdbファイルを参照します。
クライアント側テキスト・ファイルの場合は、ローカル・ファイル・システム上のテキスト・ファイルを格納しているディレクトリを参照します。固定幅テキスト・ファイルの場合は、ファイルに存在するフィールドを定義する必要もあります。
サーバー側ファイル（Access、テキスト、ExcelまたはXML）の場合は、ファイルがサーバー・ランディング領域に存在（または今後存在）するため、その名称をファイルの接尾辞を含めて入力します。プロジェクト固有のランディング領域を使用すると、異なるプロジェクト間のデータを強制的に分離できます。管理者は、この機能を使用する必要があるプロジェクトにランディング領域を設定する必要があります。ここでも、固定幅テキスト・ファイルの場合は、ファイルに存在するフィールドを定義する必要があります。

データベースの場合は、データベース・ホスト、ポート番号（デフォルトのポート番号を使用しない場合）、データベース名、ユーザー名、パスワードおよびスキーマ（ユーザーのデフォルトのスキーマと異なる場合）を指定します。
JNDI接続を介してアクセスするデータベースの場合は、JNDI名を指定します。
ODBCブリッジ・コネクタを介してアクセスできるその他のタイプのデータの場合は、ODBC DSN、JDBC URL、ユーザー名およびパスワードを指定します。
JDBCを介してアクセスできる「Other」タイプのデータの場合は、ドライバ・クラス名、JDBC URL、ユーザー名およびパスワードを指定します。

注意: 非ネイティブ・タイプのデータ・ソースに接続するには、JDBC接続に関する一定の知識が必要です。データの接続に問題がある場合は、サポートに連絡してください。

新しいデータ・ストアへの接続をチェックする場合は、「Test」ボタンを使用します。まだ存在していないファイル（EDQのエクスポート・タスクによって作成されるファイルなど）に対する接続の詳細を指定できます。

データ・ストアに名称を指定して「Finish」をクリックします。

これで、新しいデータ・ストアが構成されて、プロジェクト・ブラウザに表示されます。

また、データ・ストアをプロジェクト間で共有する場合は、システム・レベル（特定のプロジェクトの外部）のデータ・ストアを前述と同じ方法で作成できます。

次のステップでは、データ・ストアのデータのスナップショットを追加します。