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Oracle Database Workspace Manager開発者ガイド
11gリリース1(11.1)
E05678-02
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Workspace Managerの新機能

この項では、Oracle Database 11g リリース1(11.1)のWorkspace Managerの新機能および変更された機能について説明します。


注意:

このマニュアルのタイトルは、このリリースから変更されました。以前のタイトルは『Oracle Databaseアプリケーション開発者ガイド - Workspace Manager』です。

新しいWorkspace Managerシステム・パラメータ

このリリースで新しく追加されたWorkspace Managerのシステム・パラメータは次のとおりです。

Workspace Managerのシステム・パラメータの詳細は、第1.5項を参照してください。

AlterVersionedTableプロシージャの新しいオプション

AlterVersionedTablealter_optionパラメータの新しいオプションは次のとおりです。

AlterVersionedTableプロシージャの詳細は、第4章を参照してください。

EnableVersioningプロシージャの新しいパラメータ

EnableVersioningプロシージャには、validTimeRangeパラメータ(WM_PERIOD DEFAULT NULL)が追加されました。表をバージョン対応化するときに有効期間サポートを使用可能にする場合、このパラメータを使用して、有効期間範囲の初期値を指定できます。

EnableVersioningプロシージャの詳細は、第4章を参照してください。

削除済作業領域の新しいビュー

新しいALL_REMOVED_WORKSPACES ビューおよびUSER_REMOVED_WORKSPACESビューには、remove_workspaceパラメータの値をtrueに指定し、Workspace Managerシステム・パラメータKEEP_REMOVED_WORKSPACES_INFOONに設定してRemoveWorkspace操作中またはMergeWorkspace操作中に削除された作業領域に関する情報が含まれています。

これらのビューについては、第5章を参照してください。

複数の表のマージ

MergeTableプロシージャを使用して、作業領域内の複数の表(すべての行、またはWHERE句で指定されたとおり)への変更をその親作業領域に適用できます。複数の表を指定する場合、table_idパラメータに指定して、名前をカンマで区切ります。(たとえば、'table1, table2')以前のリリースでは、指定できるのは1つの表名のみでした。

MergeTableプロシージャの詳細は、第4章を参照してください。

静的データ・ディクショナリ・ビューへの作業領域ID列の追加

数値のWORKSPACE_ID列がALL_WORKSPACESビューおよびUSER_WORKSPACESビューに追加されました。

これらのビューについては、第5章を参照してください。

ユーザー定義ヒント

デフォルトのオプティマイザ・ヒントを変更する(つまりオーバーライドする)ユーザー定義ヒントを指定して、特定のまたはすべてのバージョン対応表に実行されるSQL文のパフォーマンスを改善できます。ユーザー定義ヒントを追加するには、新しいAddUserDefinedHintプロシージャを使用します。ユーザー定義ヒントを削除するには、新しいRemoveUserDefinedHintプロシージャを使用します。

これらのプロシージャについては、第4章を参照してください。

表パーティションの追加、マージまたは分割

AlterVersionedTableプロシージャのalter_optionパラメータを使用することにより、バージョン対応表で、表パーティションを追加、マージおよび分割することができます。このプロシージャについては、第4章を参照してください。

Null外部キー制約

SET NULL外部キー制約がサポートされるようになりました。そのような制約はすべて、DELETE_RULE列がNに設定された行によってALL_WM_RIC_INFOメタデータ・ビューに反映されます。(この列の値は、動作には影響せず、表に関するメタデータを表示するだけです。)ALL_WM_RIC_INFOメタデータ・ビューの詳細は、第5.11項を参照してください。

Oracle Label Securityポリシーおよびバージョン対応表

Oracle Label Security(OLS)環境でバージョン対応表に対してDDL操作を実行する必要がある場合は、スケルトン(_LTS)表でSA_POLICY_ADMINパッケージのapply_table_policyremove_table_policyenable_table_policyおよびdisable_table_policyプロシージャを使用することができ、変更は、バージョン対応表に転送されます。