この章では、既存のインストール環境からOracle Database Gateway for DRDAの新規インスタンスに移行する方法について説明します。次の手順を実行して、既存のリリースから新規リリースのOracle Database Gateway for DRDAに移行します。
別個のディレクトリにゲートウェイの新規リリースをインストールします(第12章「Oracle Database Gateway for DRDAのインストール」を参照)。
注意: すでに存在するゲートウェイ・インストールに対して新規ゲートウェイをインストールしないでください。これを行うと、既存のインストールが破損します。 |
既存のゲートウェイ・インスタンスから新規インスタンスにinitsid.ora
をコピーします。initsid.ora
ゲートウェイ初期化ファイルのパラメータの形式は、変更されています。「Oracle Database Gateway for DRDAの初期化パラメータ」を参照してください。
11gリリースにアップグレードする際に、次の初期化パラメータのいずれかを変更した場合、ゲートウェイ・パッケージをリバインドする必要があります。
DRDA_DISABLE_CALL
DRDA_ISOLATION_LEVEL
DRDA_PACKAGE_COLLID
DRDA_PACKAGE_CONSTOKEN
DRDA_PACKAGE_NAME
DRDA_PACKAGE_OWNER
DRDA_PACKAGE_SECTIONS
Oracle Database Gateway for DRDAをアップグレードする場合、データ・ディクショナリ・ビューをインストールまたはアップグレードする必要があります。データ・ディクショナリ・ビューの作成方法の詳細は、第14章「Oracle Database Gateway for DRDAの構成」を参照してください。