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Oracle Database Gatewayインストレーションおよび構成ガイド
11gリリース1(11.1) for Microsoft Windows
E05709-01
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16 以前のリリースからの移行

この章では、既存のインストール環境からOracle Database Gateway for DRDAの新規インスタンスに移行する方法について説明します。次の手順を実行して、既存のリリースから新規リリースのOracle Database Gateway for DRDAに移行します。

  1. 新規リリースのインストール

  2. ゲートウェイ初期化パラメータ・ファイルのコピー

  3. 初期化パラメータの更新

  4. ゲートウェイ・パッケージのバインド

  5. データ・ディクショナリ・ビューのインストールまたはアップグレード

新規リリースのインストール

別個のディレクトリにゲートウェイの新規リリースをインストールします(第12章「Oracle Database Gateway for DRDAのインストール」を参照)。


注意:

すでに存在するゲートウェイ・インストールに対して新規ゲートウェイをインストールしないでください。これを行うと、既存のインストールが破損します。

ゲートウェイ初期化パラメータ・ファイルのコピー

既存のゲートウェイ・インスタンスから新規インスタンスにinitsid.oraをコピーします。initsid.oraゲートウェイ初期化ファイルのパラメータの形式は、変更されています。「Oracle Database Gateway for DRDAの初期化パラメータ」を参照してください。

初期化パラメータの更新

Oracle Database Gateway for DRDAの新規リリースに移行するための次の手順では、初期化パラメータを更新します。

変更されたパラメータ

今回のリリースでは、DRDA_CONNECT_PARMの使用方法が変更されています。このパラメータの構文は、付録C「初期化パラメータ」を参照してください。

廃止されたパラメータ

次のパラメータは11gリリースで廃止されました。構成ファイルからこれらのパラメータを削除してください。

  • MODE

  • SERVER_PATH

  • DRDA_OVERRIDE_FROM_CODEPAGE

  • DRDA_OVERRIDE_TO_CODEPAGE

  • ERROR_LOGGING

  • ERROR_REPORTING

  • ERRORTAG

  • GATEWAY_SID

  • GROUP_BY_OFF

  • GTWDEBUG

  • INCREMENT_CURSORS

  • DRDA_CALLDESC_STMT

  • DRDA_CALLDESC_PROC

ゲートウェイ・パッケージのバインド

11gリリースにアップグレードする際に、次の初期化パラメータのいずれかを変更した場合、ゲートウェイ・パッケージをリバインドする必要があります。

データ・ディクショナリ・ビューのインストールまたはアップグレード

Oracle Database Gateway for DRDAをアップグレードする場合、データ・ディクショナリ・ビューをインストールまたはアップグレードする必要があります。データ・ディクショナリ・ビューの作成方法の詳細は、第14章「Oracle Database Gateway for DRDAの構成」を参照してください。