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Oracle Database Gatewayインストレーションおよび構成ガイド
11gリリース1(11.1) for Microsoft Windows
E05709-01
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B Oracle Database Gatewayのトラブルシューティング

この付録では、トラブルシューティングに関する情報について説明します。この付録の内容は次のとおりです。

要件の確認

この付録のトラブルシューティング手順のいずれかを実行する前に、次のことを行ってください。

インストール・エラーが発生した場合の処置

インストール中にエラーが発生した場合、次の指示に従ってください。

インストール・セッションのログの確認

インストール中にOracle Universal Installerにより実行されるすべてのアクションは、ログ・ファイルに記録されます。インストール中に問題が発生した場合、ログ・ファイルを確認し、考えられる問題の原因に関する情報を収集してください。

SYSTEM_DRIVE:\Program Files\Oracle\Inventory\logs

ログ・ファイル名の形式は次のとおりです。

installActionsdate_time.log

たとえば、インストールが2004年5月14日の午前9:00:56に実行された場合、ログ・ファイル名は次のようになります。

installActions2004-05-14_09-00-56-am.log

注意:

Inventoryディレクトリやその内容を手動で削除または変更しないでください。削除または変更すると、システムにインストールされた製品の場所をOracle Universal Installerが特定できなくなる可能性があります。

コンフィギュレーション・アシスタントのトラブルシューティング

コンフィギュレーション・アシスタントの実行時に発生したインストール・エラーをトラブルシューティングするには、次のようにします。

コンフィギュレーション・アシスタントの障害

Oracleのコンフィギュレーション・アシスタントの障害は、インストール画面の下部に示されます。コンフィギュレーション・アシスタントのインタフェースに、(提供可能であれば)追加情報が表示されます。コンフィギュレーション・アシスタントの実行ステータスは、installActionsdate_time.logファイルに格納されます。

次の表に、実行ステータス・コードをリストします。

ステータス 結果コード
コンフィギュレーション・アシスタントの成功 0
コンフィギュレーション・アシスタントの失敗 1
コンフィギュレーション・アシスタントの取消し -1

致命的エラー

コンフィギュレーション・アシスタントの実行中に致命的エラーが発生した場合、次の手順を実行します。

  1. 「インストール失敗後のクリーンアップ」の手順に従って失敗したインストールを削除します。

  2. 致命的エラーの原因を修正します。

  3. Oracleソフトウェアを再インストールします。

非対話型インストールのレスポンス・ファイルのエラー処理

非対話型インストールが成功したか失敗したかを確認するには、SYSTEM_DRIVE:\Program Files\Oracle\Inventory\logsにあるinstallActionsdate_time.logファイルを確認します。

必要に応じて、前述の項を参照してInventoryディレクトリの場所を確認してください。

次の場合、サイレント・インストールは失敗します。

Oracle Universal Installerまたはコンフィギュレーション・アシスタントは、実行時にレスポンス・ファイルを検証します。検証に失敗すると、非対話型インストールまたは構成プロセスは終了します。Oracle Universal Installerでは、間違ったコンテキスト、形式またはタイプのパラメータ値は、ファイル内に指定されていないものとして処理されます。

インストール失敗後のクリーンアップ

インストールに失敗した場合、インストールの試行中にOracle Universal Installerによって作成されたファイルとOracleホーム・ディレクトリを削除する必要があります。第17章「Oracle Database Gatewayの削除」の指示に従ってOracle Universal Installerを実行し、ゲートウェイの削除、Oracleディレクトリの手動による削除、およびレジストリ・エディタでのOracleキーの削除を実行します。その後、ソフトウェアを再インストールします。