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Oracle® Warehouse Builderインストレーションおよび管理ガイド
11gリリース2 (11.2)
B61347-03
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10 コントロール・センター・エージェントの管理

この項では、コントロール・センター・エージェント(CCA)を開始および停止する方法とcca_adminユーティリティを使用してCCAを管理する方法について説明します。CCAは、コード・テンプレートに基づいてマッピングのデプロイメントおよび実行を管理します。CCAはOracle Database内でホストされているコントロール・センター・サービスの一部ではありません。

この項では、次の項目について説明します。

コントロール・センター・エージェントの起動と停止

この項では、CCAを起動および停止する方法について説明します。

ccastartを初めて起動すると、OC4J管理者アカウントのパスワードを入力するように求められます。このアカウントのデフォルト・ユーザー名は、oc4jadminです。

CCAを起動するには:

  • UNIXの場合OWB_HOME /owb/bin/unix/ディレクトリで、スクリプトccastartを実行します。

  • Windowsの場合OWB_HOME\owb\bin\win32\ディレクトリで、スクリプトccastart.batを実行します。

CCAを停止するには:

  • UNIXの場合OWB_HOME /owb/bin/unix/ディレクトリで、スクリプトccashutを実行します。このスクリプトでは、オプションの引数passwordを受け入れます。

  • Windowsの場合OWB_HOME\owb\bin\win32\ディレクトリで、スクリプトccashut.batを実行します。このスクリプトでは、オプションの引数passwordを受け入ます。

このインストールのアーキテクチャ構造の図については、図1-5「コントロール・センター・エージェントのトポロジ」を参照してください。

インストールのデフォルトを変更する手順では、第7章「リポジトリ・ブラウザ、コントロール・センター・エージェント、およびその他のコンポーネントの構成」

cca_adminユーティリティについて

cca_adminユーティリティを使用すると、ランタイム環境をいったん停止してから再起動しなくても、コントロール・センター・エージェント設定を動的に変更できます。cca_adminコマンドでは、様々な環境の属性の値を取得し、これらに新しい値を設定し、「JRTAdministratorMBean」の項で説明されているJRTAdministratorMBeanの操作を呼び出します。

通常のcca_adminセッションは、次の手順で構成されます。

  • 「cca_adminユーティリティの起動」の説明に従って、cca_adminスクリプトを実行します。

  • 「connect」で説明されているconnectコマンドを使用してMBeanServerに接続します。

  • ランタイム環境属性を表示または更新するための1つ以上のコマンドを発行するか、「cca_adminコマンド」で説明されているcca_adminコマンドを起動します。

  • コマンドdisconnectまたはコマンドexitを使用してサーバーからの接続を解除する

cca_adminユーティリティの起動

cca_adminツールはLinux上のシェル・スクリプトまたはWindows上のバッチ・ファイルとして提供されます。

  • UNIXの場合、次のコマンドを使用します。

    OWB_HOME /owb/bin/unix/cca_admin

  • Windowsの場合、次のコマンドを使用します。

    OWB_HOME¥owb¥bin¥win32¥cca_admin.bat

JRTAdministratorMBeanをアクティブ化する前は、基本コマンドhelpconnectdisconnect、およびexitのみを使用することができます。MBeanサーバーに接続し、JRTAdministratorMBeanを使用して起動した後は、すべてのコマンドを使用できます。

cca_adminコマンド

この項では、以降にcca_adminコマンドの完全なリストを示します。

cleanUpJobLogFilesForGivenTimeInterval

このコマンドでは、startDateからendDateまでと指定された期間に変更されたすべてのログ・ファイルを削除し、削除された合計ファイル数を返します。両方のパラメータはDD-MM-YYYY HH:MM:SSの形式で表されます。startDatenullに指定された場合、レコードは削除されません。endDatenullに指定された場合、endDate後に作成されたすべてのログ・ファイルはパージされます。

例10-1 cleanUpJobLogFilesForGivenTimeIntervalコマンドの使用

cleanUpJobLogFilesForGivenTimeInterval 26-12-2008 13:38:56 12-01-2009 22:15:58

cleanUpNLeastRecentJobLogFiles

このコマンドでは、指定された数nの古いログ・ファイルをシステムから削除し、実際に削除されたジョブ・ログ・ファイルの数を返します。

例10-2 cleanUpNLeastRecentJobLogFilesコマンドの使用

cleanUpNLeastRecentJobLogFiles 10

connect

このコマンドでは、ユーザーをMBeanサーバーに接続します。

コマンドは、次のフォームです。ここで、hostはCCAの格納されているコンピュータで、portはCCAにアクセスするポート番号、userはCCAにアクセスするユーザー名、passwordはユーザーのパスワード、connection_typeRMIOPMNRMISOPMN_RMISOPMN_CLUSTEROPMN_CLUSTER_RMISのいずれかで、application_nameはOC4Jにデプロイしたアプリケーションの名前、また、instance はCCAアプリケーションを含むOC4Jプロセスです。

connect host port user password connection_type application_name instance

例10-3 connectコマンドの使用

connect localhost 23791 oc4jadmin welcome rmi jrt host

disconnect

このコマンドでは、ユーザーをMBeanサーバーから接続解除します。

例10-4 disconnectコマンドの使用

disconnect

exit

このコマンドでは、インタラクティブ・モードで実行されているときに、cca_adminシェルを終了します。MBeanサーバーへの接続が終了していない場合は、まず、接続を解除し、cca_adminシェルを終了します。

例10-5 exitコマンドの使用

exit

getCacheJobStatusSize

このコマンドは、CCAでメモリー内ジョブ・ログ・キャッシュによって格納できるジョブ・ステータス・ログの最大数を制御する、数値型(整数)のMBean属性CacheJobStatusSizeの値を返します。この属性の値の範囲は1から10000、デフォルト値は3000です。

例10-6 getCacheJobStatusSizeコマンドの使用

getCacheJobStatusSize 3000

getCacheLogNo

このコマンドは、MBean属性CacheLogNoの値を返します。この属性は、CCAでメモリー内ジョブ・ログ・キャッシュによって格納できるジョブ・ログの最大数を制御します。この数値が大きくなるほど、CCAが使用するメモリー量が増えます。この属性の値の範囲は1から100、デフォルト値は10です。

例10-7 getCacheLogNoコマンドの使用

getCacheLogNo

getKmPermissionsFile

このコマンドは、ct_permissions.propertiesファイルへのファイルシステム・パスであるMBean属性KmPermissionsFileの値を返します。このパラメータをtrueに設定すると、CCAはct_permissions.propertiesを確認し、実行可能なシステム・コマンドを判断します。このパスには絶対パスと相対パスがあります。相対値の場合は、$OC4J_HOME/j2ee/homeディレクトリを示します。デフォルト値はconfig/ct_permissions.propertiesです。

例10-8 getKmPermissionsFileコマンドの使用

getKmPermissionsFile

getLogRoot

このコマンドは、CCAジョブ・ログ・ファイルを格納するディレクトリであるMBean属性LogRootの値を返します。属性値は絶対値または相対値です。相対値の場合、$OC4J_HOME/j2ee/homeディレクトリを示します。デフォルト値は$OC4J_HOME/j2ee/home/logです。

例10-9 getLogRootコマンドの使用

getLogRoot

getMaxAbortTimeout

実行が中断されるまでの最大待機時間(秒単位)であるMBean属性MaxAbortTimeoutの値を返します。この属性の値の範囲は1から60、デフォルト値は60です。

例10-10 getMaxAbortTimeoutコマンドの使用

getMaxAbortTimeout

getMaxRuntimeFileSizeMB

このコマンドは、任意のログ・ファイルの最大サイズ(MB単位)であるMBean属性MaxRuntimeFileSizeMBの値を返します。ログ・ファイルがこの制限を超えると、このログ・ファイルは閉じられ、新規ログ・ファイルが開かれます。この属性の値の範囲は1MBから15MB、デフォルト値は3MBです。

例10-11 getMaxRuntimeFileSizeMBコマンドの使用

getMaxRuntimeFileSizeMB

getMaxRuntimeLogSizeMB

このコマンドは、ログ・ファイル・ディレクトリの最大サイズ(MB単位)であるMBean属性MaxRuntimeLogSizeMBの値を返します。ディレクトリがこの制限値を超えると、ログ・ファイルが古いものから順にパージされます。この属性の値の範囲は1MBから20MB、デフォルト値は10MBです。

例10-12 getMaxRuntimeLogSizeMBコマンドの使用

getMaxRuntimeLogSizeMB

getRuntimeLogEncoding

このコマンドは、ログ・ファイルのキャラクタ・エンコーディングを指定するMBean属性RuntimeLogEncodingの値を返します。デフォルト値はUTF-8です。

例10-13 getRuntimeLogEncodingコマンドの使用

getRuntimeLogEncoding

getRuntimeLogFileLocation

このコマンドは、CCAジョブ・ログ・ファイルの名前であるMBean属性RuntimeLogFileLocation(読取り専用属性)の値を返します。この値は$OC4J_HOME/j2ee/home/log/appName.logです。appNameはCCAアプリケーションの名前です。

例10-14 getRuntimeLogFileLocationコマンドの使用

getRuntimeLogFileLocation

getRuntimeLogLevel

このアプリケーションは、ランタイム・ログ出力のログ・レベルであるMBean属性RuntimeLogLevelの値を返します。この属性の正規の値は、SEVEREWARNINGINFOCONFIGFINEFINERFINESTALL(デフォルト)です。

例10-15 getRuntimeLogLevelコマンドの使用

getRuntimeLogLevel

help

このコマンドでは、指定された有効なcommandに対してヘルプ情報が返されます。コマンドが指定されていない場合、有効なコマンドのリストが返されます。

例10-16 helpコマンドの使用

help
help isLogToOdl

isKmSecurityNeeded

このコマンドは、MBean属性KmSecurityNeededの値を返します。この属性により、CCAスクリプトによって呼び出されるシステム・コマンドに対してセキュリティが適用されるかどうかが決まります。この値がtrue(デフォルト)である場合、CCAは使用可能なシステム・コマンドについてct_permissions.propertiesファイルを確認し、ALLOWED_CMDに定義されているコマンドのみを実行します。この値がfalseである場合、CCAはすべてのシステム・コマンドを実行します。

例10-17 isKmSecurityNeededコマンドの使用

isKmSecurityNeeded

isLogToAuditTable

このコマンドは、監査表ロギングのオンとオフを切り替えるMBean属性LogToAuditTableの値を返します。監査表ロギングは実行ジョブ・ログに対してのみ有効です。この属性値はtrueまたはfalseのいずれかです。

例10-18 isLogToAuditTableコマンドの使用

isLogToAuditTable

isLogToOdl

このコマンドは、ODLロギングのオンとオフを切り替えるMBean属性LogToOdlの値を返します。実行ジョブ・ログに対してのみ有効です。デプロイメントおよびWebサービスのログは、この設定値とは関係なく、常にODLログ形式で作成されます。この属性値はtrueまたはfalseのいずれかです。

例10-19 isLogToOdlコマンドの使用

isLogToOdl

isShowRuntimeLoggerLogHostAddr

このコマンドは、MBean属性ShowRuntimeLoggerLogHostAddrの値を返します。この属性により、CCAを実行しているホストのIPアドレスがランタイム・ログ・メッセージに含まれるかどうかが決まります。この属性値はtrueまたはfalse(デフォルト)のいずれかです。

例10-20 isShowRuntimeLoggerLogHostAddrコマンドの使用

isShowRuntimeLoggerLogHostAddr

isShowRuntimeLoggerLogHostId

このコマンドは、MBean属性ShowRuntimeLoggerLogHostIdの値を返します。この属性により、CCAを実行しているホストのIDがランタイム・ログ・メッセージに含まれるかどうかが決まります。この属性値はtrueまたはfalse(デフォルト)のいずれかです。

例10-21 isShowRuntimeLoggerLogHostIdコマンドの使用

isShowRuntimeLoggerLogHostId

isShowRuntimeLoggerLogMsgClassPath

このコマンドは、MBean属性ShowRuntimeLoggerLogMsgClassPathの値を返します。この属性により、メッセージが記録されるクラスのパスがランタイム・ログ・メッセージに含まれるかどうかが決まります。この属性値はtrueまたはfalse(デフォルト)のいずれかです。

例10-22 isShowRuntimeLoggerLogMsgClassPathコマンドの使用

isShowRuntimeLoggerLogMsgClassPath

isShowRuntimeLoggerLogMsgLogLevel

このコマンドは、MBean属性ShowRuntimeLoggerLogMsgLogLevelの値を返します。この属性により、ログ・メッセージのログ・レベルがランタイム・ログ・メッセージに含まれるかどうかが決まります。この属性値はtrueまたはfalse(デフォルト)のいずれかです。

例10-23 isShowRuntimeLoggerLogMsgLogLevelコマンドの使用

isShowRuntimeLoggerLogMsgLogLevel

isShowRuntimeLoggerLogUserId

このコマンドは、MBean属性ShowRuntimeLoggerLogUserIdの値を返します。この属性により、ユーザーのIDがランタイム・ログ・メッセージに含まれるかどうかが決まります。この属性値はtrueまたはfalse(デフォルト)のいずれかです。

例10-24 isShowRuntimeLoggerLogUserIdコマンドの使用

isShowRuntimeLoggerLogUserId

readSettings

このコマンドでは、CCA構成ファイルからCCA設定を読み取ります。

例10-25 readSettingsコマンドの使用

readSettings

reset

このコマンドでは、属性にデフォルト値が定義されている場合、属性をデフォルト値にリセットします。

例10-26 resetコマンドの使用

reset

setCacheJobStatusSize

このコマンドは、MBean属性CacheJobStatusSizeの値を設定します。この属性は、CCAでメモリー内ジョブ・ログ・キャッシュに格納できるジョブ・ステータスの最大数を制御します。この属性の値は整数で、その範囲は1から10000、デフォルト値は3000です。

例10-27 setCacheJobStatusSizeコマンドの使用

setCacheJobStatusSize 3000

setCacheLogNo

このコマンドは、MBean属性CacheLogNoの値を設定します。この属性は、CCAでメモリー内ジョブ・ログ・キャッシュに格納できるジョブ・ログの最大数を制御します。この属性の値は整数で、その範囲は1から100、デフォルト値は10です。

例10-28 setCacheLogNoコマンドの使用

setCacheLogNo 10

setKmPermissionsFile

このコマンドは、ct_permissions.propertiesファイルへのファイルシステム・パスであるMBean属性KmPermissionsFileの値を設定します。この値をtrueに設定すると、CCAはこのファイルを確認し、実行可能なシステム・コマンドを判断します。このパスには絶対パスと相対パスがあります。相対値の場合は、$OC4J_HOME/j2ee/homeディレクトリを示します。デフォルト値はconfig/ct_permissions.propertiesです。

例10-29 setKmPermissionsFileコマンドの使用

setKmPermissionsFile $OC4J_HOME/j2ee/home/config/ct_permissions.properties

setKmSecurityNeeded

このコマンドは、MBean属性KmSecurityNeededの値を設定します。この属性により、CCAスクリプトから呼び出されるシステム・コマンドに対してセキュリティが適用されるかどうかが決まります。この値がtrue(デフォルト)である場合、CCAは使用可能なシステム・コマンドについてct_permissions.propertiesファイルを確認し、ALLOWED_CMDに定義されているコマンドのみを実行します。この値がfalseである場合、CCAはすべてのシステム・コマンドを実行します。

例10-30 setKmSecurityNeededコマンドの使用

setKmSecurityNeeded true
setKmSecurityNeeded false

setLogRoot

このコマンドは、CCAジョブ・ログ・ファイルのディレクトリであるMBean属性LogRootの値を設定します。属性値は絶対値または相対値です。相対値の場合、$OC4J_HOME/j2ee/homeディレクトリを示します。デフォルト値は$OC4J_HOME/j2ee/home/logです。

例10-31 setLogRootコマンドの使用

setLogRoot $OC4J_HOME/j2ee/home/log

setLogToAuditTable

このコマンドは、監査表ロギングのオンとオフを切り替えるMBean属性LogToAuditTableの値を設定します。監査表ロギングは実行ジョブ・ログに対してのみ有効です。この属性値はtrueまたはfalseのいずれかです。

例10-32 setLogToAuditTableコマンドの使用

setLogToAuditTable true
setLogToAuditTable false

setLogToOdl

このコマンドは、ODLロギングのオンとオフを切り替えるMBean属性LogToOdlの値を設定します。これは実行ジョブ・ログに対してのみ有効であり、デプロイメントおよびWebサービスのログは、この設定とは関係なく、常にODLログ形式で作成されます。この属性値はtrueまたはfalseのいずれかです。

例10-33 setLogToOdlコマンドの使用

setLogToOdl true
setLogToOdl false

setMaxAbortTimeout

このコマンドは、実行が中断されるまでの最大待機時間(秒単位)であるMBean属性MaxAbortTimeoutの値を設定します。この属性の値は整数で、その範囲は1から60(デフォルト)です。

例10-34 setMaxAbortTimeoutコマンドの使用

setMaxAbortTimeout 60

setMaxRuntimeFileSizeMB

このコマンドは、ディレクトリ内のログ・ファイルの最大サイズ(MB単位)であるMBean属性MaxRuntimeFileSizeMBの値を設定します。ログ・ファイルがこの制限を超えると、このログ・ファイルは閉じられ、新規ログ・ファイルが開かれます。この属性は整数で、その値の範囲は1MBから15MB、デフォルト値は3MBです。

例10-35 setMaxRuntimeFileSizeMBコマンドの使用

setMaxRuntimeFileSizeMB 5

setMaxRuntimeLogSizeMB

このコマンドは、ログ・ファイル・ディレクトリの最大サイズ(MB単位)であるMBean属性MaxRuntimeLogSizeMBの値を設定します。ディレクトリがこの制限値を超えると、ログ・ファイルが古いものから順にパージされます。この属性の値の範囲は1MBから20MB、デフォルト値は10MBです。

例10-36 setMaxRuntimeLogSizeMBコマンドの使用

setMaxRuntimeLogSizeMB 10

setRuntimeLogEncoding

このコマンドは、ログ・ファイルのキャラクタ・セットのエンコーディングを指定するMBean属性RuntimeLogEncodingの値を設定します。デフォルト値はUTF-8です。

例10-37 setRuntimeLogEncodingコマンドの使用

setRuntimeLogEncoding UTF-8

setRuntimeLogLevel

このコマンドは、ランタイム・ログ出力のログ・レベルであるMBean属性RuntimeLogLevelの値を設定します。この属性の値は、SEVEREWARNINGINFOCONFIGFINEFINERFINESTALL(デフォルト)です。

例10-38 setRuntimeLogLevelコマンドの使用

setRuntimeLogLevel ALL

setShowRuntimeLoggerLogHostAddr

このコマンドは、MBean属性ShowRuntimeLoggerLogHostAddrの値を設定します。この属性により、CCAホストのIPアドレスがランタイム・ログ・メッセージに含まれるかどうかが決まります。この属性値はtrueまたはfalse(デフォルト)のいずれかです。

例10-39 setShowRuntimeLoggerLogHostAddrコマンドの使用

setShowRuntimeLoggerLogHostAddr true
setShowRuntimeLoggerLogHostAddr false

setShowRuntimeLoggerLogHostId

このコマンドは、MBean属性ShowRuntimeLoggerLogHostIdの値を設定します。この属性により、CCAホストのIDがランタイム・ログ・メッセージに含まれるかどうかが決まります。この属性値はtrueまたはfalse(デフォルト)のいずれかです。

例10-40 setShowRuntimeLoggerLogHostIdコマンドの使用

setShowRuntimeLoggerLogHostId true
setShowRuntimeLoggerLogHostId false

setShowRuntimeLoggerLogMsgClassPath

このコマンドは、MBean属性ShowRuntimeLoggerLogMsgClassPathの値を設定します。この属性により、メッセージを記録したクラスのパスがランタイム・ログ・メッセージに含まれるかどうかが決まります。この属性値はtrueまたはfalse(デフォルト)のいずれかです。

例10-41 setShowRuntimeLoggerLogMsgClassPathコマンドの使用

setShowRuntimeLoggerLogMsgClassPath true
setShowRuntimeLoggerLogMsgClassPath false

setShowRuntimeLoggerLogMsgLogLevel

このコマンドは、MBean属性ShowRuntimeLoggerLogMsgLogLevelの値を設定します。この属性により、ログ・メッセージのログ・レベルがランタイム・ログ・メッセージに含まれるかどうかが決まります。この属性値はtrueまたはfalse(デフォルト)のいずれかです。

例10-42 setShowRuntimeLoggerLogMsgLogLevelコマンドの使用

setShowRuntimeLoggerLogMsgLogLevel true
setShowRuntimeLoggerLogMsgLogLevel false

setShowRuntimeLoggerLogUserId

このコマンドは、ユーザーのIDをランタイム・ログ・メッセージに含めるかどうかを決定する、MBean属性ShowRuntimeLoggerLogUserIdの値を設定します。この属性値はtrueまたはfalse(デフォルト)のいずれかです。

例10-43 setShowRuntimeLoggerLogUserIdコマンドの使用

setShowRuntimeLoggerLogUserId true
setShowRuntimeLoggerLogUserId false

settingsToString

このコマンドでは、CCA設定情報をStringに変換し、すべてのCCA設定を表示します。

例10-44 settingsToStringコマンドの使用

settingsToString

showAllJobLogFiles

このコマンドでは、ジョブ・ログ・ファイル名をすべて表示します。

例10-45 showAllJobLogFilesコマンドの使用

showAllJobLogFiles