ヘッダーをスキップ
Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenterインストレーション・ガイド
11gリリース1(11.1.1)
B55910-01
  目次
目次
索引
索引

戻る
戻る
 
次へ
次へ
 

3 Oracle WebCenterの構成

この章では、コンポーネントのインストール後にOracle WebCenterを構成する方法について説明します。

この章の内容は次のとおりです。

3.1 構成手順

インストールの完了後、Oracle Fusion Middleware構成ウィザードを使用して、コンポーネントを構成できます。

これが新規インストールであり、新しいドメインを作成する必要がある場合は、第3.1.4項「新しいドメインの作成」の手順に従ってください。第3.1.5項「既存のドメインの拡張」

構成画面についてさらにヘルプが必要な場合は、付録B「Oracle WebCenterの構成画面」を参照するか、「ヘルプ」をクリックしてオンライ・ヘルプにアクセスしてください。

3.1.1 Oracle RACデータベースでの構成ウィザードの実行

バックエンドのOracle RACデータベースとともに構成ウィザードを実行している場合は、このサービスに対して構成されているすべてのRACインスタンスを稼働した状態に保つことをお薦めします。こうすることにより、JDBC検証チェックの信頼性を高めて、その構成チェックによって偶発的な構成エラーの可能性を最小限に抑えることができます。

3.1.2 Oracle Fusion Middleware構成ウィザードの起動

WebCenter_ORACLE_HOME/common/bin(UNIXの場合)またはWebCenter_ORACLE_HOME\common\bin(Windowsの場合)ディレクトリから構成ウィザードを起動します。

UNIX:

./config.sh

Windows:

config.cmd

3.1.3 構成ログ・ファイルの作成

構成セッションのログ・ファイルを作成するには、次に示すとおり、-logオプションで構成ウィザードを起動します。

UNIX:

./config.sh -log=log_filename

Windows:

config.cmd -log=log_filename


log_filenameを使用して絶対パスを指定した場合、ログ・ファイルはその場所に作成されます。パスを指定せず、ファイル名のみを指定すると、ログ・ファイルは、WebCenter_ORACLE_HOME/common/bin(UNIXの場合)またはWebCenter_ORACLE_HOME\common\bin(Windowsの場合)ディレクトリに作成されます。

3.1.4 新しいドメインの作成

表3-1の手順に従って新しいドメインを作成してください。

表3-1 新しいドメインを作成するための構成の流れ

番号 画面 説明と必須作業

1

「ようこそ」画面


新しいWebLogicドメインの作成」を選択します。

次へ」をクリックして続行します。

2

「ドメイン・ソースの選択」画面


どのコンポーネントに対してこのドメインを作成するかを選択します。

次へ」をクリックして続行します。

3

「ドメイン名と場所の指定」画面


作成するドメインの名前と場所を指定します。

注意 - デフォルトでは、Oracle WebLogic Serverはデフォルト・ユーザーであるweblogicに対してドメイン管理権限を付与します。別のユーザーにドメイン管理権限を付与する場合には、ドメインを作成した後で、WebCenter SpacesおよびOracle WebCenter Discussions Serverのドメイン管理者ロールをそのユーザーに付与する必要があります。詳細は、付録E「非デフォルト・ユーザーへの管理者ロールの付与」を参照してください。

次へ」をクリックして続行します。

4

「管理者ユーザー名およびパスワードの構成」画面


管理者ロールのユーザーとパスワードを指定します。

次へ」をクリックして続行します。

5

「サーバーの起動モードおよびJDKの構成」画面


WebLogicドメインの起動モードおよびドメインに使用するJDKを選択します。

次へ」をクリックして続行します。

6

「JDBCコンポーネント・スキーマの構成」画面


JDBCコンポーネント・スキーマを構成します。この画面のいずれかのフィールドに対して行なわれた変更は、表の中で選択したコンポーネント・スキーマすべてに適用されます。

たとえば、スキーマがすべて同じデータベースに常駐している場合には、表の中にあるそのようなスキーマをすべて選択してから、そのスキーマに適したデータベース値を指定します(「DBMS/サービス」、「ホスト名」および「ポート」)。

たとえば、スキーマごとにパスワードが異なっている場合には、各スキーマを個別に選択し、その選択したスキーマのみのパスワードを指定します。

次へ」をクリックして続行します。

7

「コンポーネント・スキーマのテスト」画面


コンポーネント・スキーマへの接続をテストして検証します。

次へ」をクリックして続行します。

8

「詳細構成の選択」画面


追加の構成変更を行う1つまたは複数のカテゴリを選択します。

この画面で何も選択しないことにした場合は、「構成のサマリ」画面にスキップしてください。

次へ」をクリックして続行します。

9

「構成のサマリ」画面


ドメインの内容を確認します。

作成」をクリックして続行します。

10

「ドメインの作成中」画面


終了したら、「完了」をクリックします。


3.1.5 既存のドメインの拡張

WebCenterドメインの作成時、Oracle WebCenter Spaces、Oracle WebCenterポートレット、Oracle WebCenter DiscussionサーバーおよびOracle WebCenter Wiki and Blogs Serverのいずれのコンポーネントも構成しない場合は、後でドメインを拡張してそれらを追加できます。これが最初の構成処理である場合、またはコンポーネントを追加しない場合は、この項をスキップし、次の項に進むことができます。

表3-2の手順に従って既存のドメインを拡張してください。


注意:

先に進む前に、ドメインの拡張時に、スキーマが、構成するコンポーネントのデータベースに存在していることを確認します。たとえば、ドメインを拡張し、Oracle WebCenter Discussionサーバーを構成する予定である場合は、続行する前に、DISCUSSIONSスキーマがOracleデータベースに存在することを確認してください。

表3-2 既存のドメインを拡張するための構成の流れ

番号 画面 説明と必須作業

1

「ようこそ」画面


既存のWebLogicドメインの拡張」を選択します。

次へ」をクリックして続行します。

2

「WebLogicドメイン・ディレクトリの選択」画面


拡張するドメインが格納されているWebLogicディレクトリを選択します。

次へ」をクリックして続行します。

3

「拡張ソースの選択」画面


このドメインの拡張元になるソースを選択します。

次へ」をクリックして続行します。

4

「JDBCコンポーネント・スキーマの構成」画面


JDBCコンポーネント・スキーマを構成します。この画面のいずれかのフィールドに対して行なわれた変更は、表の中で選択したコンポーネント・スキーマすべてに適用されます。

たとえば、スキーマがすべて同じデータベースに常駐している場合には、表の中にあるそのようなスキーマをすべて選択してから、そのスキーマに適したデータベース値を指定します(「DBMS/サービス」、「ホスト名」および「ポート」)。

たとえば、スキーマごとにパスワードが異なっている場合には、各スキーマを個別に選択し、その選択したスキーマのみのパスワードを指定します。

次へ」をクリックして続行します。

5

「コンポーネント・スキーマのテスト」画面


コンポーネント・スキーマへの接続をテストして検証します。

次へ」をクリックして続行します。

6

「詳細構成の選択」画面


ドメインの拡張時に追加の構成変更を行う1つまたは複数のカテゴリを選択します。

この画面で何も選択しないことにした場合は、「構成のサマリ」画面にスキップしてください。

次へ」をクリックして続行します。

7

「構成のサマリ」画面


ドメインの内容を確認します。

拡張」をクリックして続行します。

8

「ドメインの作成中」画面


終了したら、「完了」をクリックします。


3.1.6 構成ウィザードの詳細構成画面

「詳細構成の選択」画面では、次の詳細構成オプションを選択できます。

3.1.6.1 管理サーバーの詳細設定

「詳細構成の選択」画面で「管理サーバー」を選択した場合は、「管理サーバーの構成」画面が表示されます。この画面では、サーバー名、ポート番号、セキュアな接続設定など、管理サーバーの設定をカスタマイズできます。

3.1.6.2 管理対象サーバー、クラスタおよびマシンの詳細設定

「詳細構成の選択」画面管理対象サーバー、クラスタ、およびマシン」を選択した場合は、表3-3で説明されている画面が表示されます。

表3-3 管理対象サーバー、クラスタおよびマシンの詳細設定画面

番号 画面 説明と必須作業

1

「管理対象サーバーの構成」画面


新しい管理対象サーバーを追加するか、既存の管理対象サーバーを編集および削除します。

次へ」をクリックして続行します。

2

「クラスタの構成」画面


高可用性環境をインストールしている場合は、クラスタを作成します。詳細は、『Oracle Fusion Middleware高可用性ガイド』を参照してください。

次へ」をクリックして続行します。

3

「サーバーのクラスタへの割当」画面


管理対象サーバーをドメイン内のクラスタに割り当てます。

次へ」をクリックして続行します。

4

「HTTPプロキシ・アプリケーションの作成」画面


クラスタに対してHTTPプロキシ・サーバーを構成するかどうかを選択します。

次へ」をクリックして続行します。

5

「マシンの構成」画面


管理対象サーバーをホストするマシンを構成します。

次へ」をクリックして続行します。

6

「サーバーのマシンへの割当」画面


管理対象サーバーを実行するマシンに各サーバーを割り当てます。

次へ」をクリックして続行します。


3.1.6.3 デプロイメントとサービスの詳細設定

「詳細構成の選択」画面デプロイメントとサービス」を選択した場合は、表3-4で説明されている画面が表示されます。

構成ウィザードにより、必要なデプロイおよびサービスのターゲット指定はすべて自動的に処理されます。特に指示された場合を除いて、これらの画面では何も変更しないでください。通常、変更する必要があるのはエンタープライズ・デプロイメント構成の場合です。詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenterエンタープライズ・デプロイメント・ガイド』を参照してください。

表3-4 デプロイメントとサービスの詳細設定画面

番号 画面 説明と必須作業

1

「デプロイメントのクラスタまたはサーバーへのターゲット設定」画面


サーバーまたはクラスタへのデプロイをターゲット設定します。

次へ」をクリックして続行します。

2

「サービスのクラスタまたはサーバーへのターゲット設定」画面


サーバーまたはクラスタへのサービスをターゲット設定します。

次へ」をクリックして続行します。


3.1.6.4 RDBMSセキュリティ・ストアの詳細設定

「詳細構成の選択」画面RDBMSセキュリティ・ストア」を選択した場合は、「RDBMSセキュリティ・ストア・データベースの構成」画面が表示されます。この画面では、様々なセキュリティ・プロバイダのデータ・ストアとして外部のリレーショナル・データベース管理システム(RDBMS)を構成できます。

3.2 Oracle WebCenterコンポーネントの処理

ドメインを作成または拡張したら、Oracle WebCenterの処理を開始できます。使用する製品に応じて、表3-5で説明されているタスクを実行します。

表3-5 Oracle WebCenterコンポーネントの構成

コンポーネント タスクの説明 ドキュメント

Oracle WebCenter Spaces

WebCenter Spacesにアクセスするには、WLS_Spaces管理対象サーバーを起動し、管理権限でWebCenter Spacesにログオンして、次のURLにアクセスします。

http://host:port/webcenter

ここで、host:portは、Oracle WebCenterがインストールされているシステムのホスト名とポート番号です。デフォルトでは、Oracle WebCenterはポート888にインストールされます。

Oracle WebCenter Spacesの概要は、『Oracle Fusion Middleware Administrator's Guide for Oracle WebCenter』でWebCenter Spacesの実行に関する章を参照してください。

管理対象サーバーの起動および停止の詳細は、Oracle Fusion Middlewareの管理者ガイドでOracle Fusion Middlewareの起動と停止に関する項を参照してください。

Oracle WebCenterポートレット

Oracle WebCenterに含まれている事前構成済のポートレットにアクセスする場合は、WLS_Portlet管理対象サーバーを起動し、次のURLのいずれかを使用します。

リッチテキスト・ポートレット:

http://host:port/richtextportlet/

WSRPツール:

http://host:port/wsrp-tools/

OmniPortletおよびWeb Clippingポートレット:

http://host:port/portalTools

ここで、host:portは、Oracle WebCenterポートレットがインストールされているシステムのホスト名とポート番号です。デフォルトでは、Oracle WebCenterポートレットはポート8889にインストールされます。

アプリケーションにポートレットを追加する場合は、そのポートレット・プロデューサをアプリケーションに登録する必要があります。

ポートレット・プロデューサの登録、編集、削除およびデプロイの詳細は、『Oracle Fusion Middleware Administrator's Guide for Oracle WebCenter』でポートレット・プロデューサの管理に関する章を参照してください。

管理対象サーバーの起動および停止の詳細は、Oracle Fusion Middlewareの管理者ガイドでOracle Fusion Middlewareの起動と停止に関する項を参照してください。

Oracle WebCenter Discussions


管理対象サーバーWLS_Servicesを起動し、Oracle WebCenter Discussionsを構成します。

Oracle WebCenter Discussionsには、次のURLでアクセスできます。

http://host:port/owc_discussions

ここで、host:portは、Oracle WebCenter Discussionsがインストールされているシステムのホスト名とポート番号です。デフォルトでは、Oracle WebCenter Discussionsはポート8890にインストールされます。

注意: Oracle WebCenter Discussionsは、Oracle WebLogic Server管理コンソールから起動または停止することはできません。ディスカッション・サーバーを起動または停止するには、Oracle WebCenter Discussionsのデプロイ先であるWLS_Services管理対象サーバーを起動または停止する必要があります。

ディスカッション・サーバーの構成の詳細は、『Oracle Fusion Middleware Administrator's Guide for Oracle WebCenter』でサービスの管理に関する章とセキュリティの管理に関する章を参照してください。

管理対象サーバーの起動および停止の詳細は、Oracle Fusion Middlewareの管理者ガイドでOracle Fusion Middlewareの起動と停止に関する項を参照してください。

Oracle WebCenter Wiki and Blog Server


管理対象サーバーWLS_Servicesを起動し、Oracle WebCenter Wiki and Blog Serverを構成します。

Oracle WebCenter Wiki and Blog Serverには、次のURLでアクセスできます。

http://host:port/owc_wiki

ここで、host:portは、Oracle WebCenter Wiki and Blog Serverがインストールされているシステムのホスト名とポート番号です。デフォルトでは、Oracle WebCenter Wiki and Blog Serverはポート8890にインストールされます。

Wikiとブログ・サーバーの構成の詳細は、『Oracle Fusion Middleware Administrator's Guide for Oracle WebCenter』でサービスの管理に関する章を参照してください。

管理対象サーバーの起動および停止の詳細は、Oracle Fusion Middlewareの管理者ガイドでOracle Fusion Middlewareの起動と停止に関する項を参照してください。