共有サービスによる拡張

共有サービスは、ソーシャル・ネットワーキングおよび個人生産性の両方で役に立ちます。たとえば、ディスカッション・フォーラムのトピックで、参加者はディスカッション・フォーラムのコンテキストから、作成者に電子メールまたはインスタント・メッセージを送信できます。作成者は、たとえば、フォーラムのトピックについてより多くの情報があるドキュメント・ライブラリ内のPDFへのリンクを追加することもできます。

次のサービスは、両方のカテゴリに分類されます。

• ドキュメント・サービス: ユーザーは、コンテンツ・リポジトリで、自分のドキュメントとファイルを表示および管理できます。このサービスは、Oracle AutoVueなどの他のツールを統合できます。
  
  
• イベント・サービス: ユーザーが、ミーティング、アポイント、その他のチーム・イベントのスケジュールを設定できるグループ・カレンダを提供します。さらに、進行役がイベント・サービスを有効にしたすべてのグループ・スペースで、専用のイベント・ページが使用可能です。
  
  
• リンク・サービス: ユーザーが他のユーザーと知識を共有する簡単な手段を提供します。一般に、ユーザーにとって様々なアイテム間の関係を覚える必要のあるタスクが多くあります。たとえば、従業員は、経費報告書を提出する場所や、ルールを説明するドキュメントが保存されている場所を覚える必要があります。リンク・サービスを使用すれば、ユーザーは一見無関係なアイテムも一緒に接続できます。このように、ユーザーは記憶に頼る必要がなく、新規ユーザーは仕事の成果を享受できます。
  
  
• リスト・サービス: ユーザーは、あらゆる種類のリストを作成および管理できます。これは、ユーザーが、ミーティング・アクション項目、未解決の問題、新製品またはプロジェクトのアイディア、プロジェクトの状態など把握するための非常に強力な機能です。
  
  
• タグ・サービス: ユーザーが、必要なときにすぐに見つけられるように、頻繁に使用するアイテムにマークを付ける方法を提供します。さらに、タグを付けることにより、他のユーザーも、会社の分類法ではなく、独自のラベルに基づいてアイテムを見つけることができます。アイテムにタグを付ける機能により、ユーザーが実際にどのようにアイテムを利用し、ラベルを付けているかに基づいて、情報整理を改善します。これはフォークソノミーと呼ばれます。タグが「検索中」に直接統合されているため、ユーザーは、必要なものを即座に見つけることができます。
  
  
• Oracle WebCenter Analytics: ユーザーが、任意のカスタムWebアプリケーションについての使用状況レポートを作成できるようにします。さらに、Oracle WebCenter Analyticsでは、Oracle WebCenter InteractionおよびOracle WebLogic Portalに接続できる一連の使用状況レポートを提供しています。
  
  
• Oracle WebCenter Ensemble: プロキシおよびセキュリティ管理システムで、ユーザーが、ポートレットをUIウィジェットとして、任意のコンテナやプラットフォームに追加し、外部のコンテンツをポータルに統合して、軽量のマッシュアップを作成できるようにします。