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Oracle Real-Time Decisionsインストレーションおよび管理ガイド
リリース3.0
B54058-01
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9 追加の構成設定とクライアント・ツールの起動

この章では、Decision CenterとReal-Time Decision Serverの追加の構成設定について説明し、さらに Oracle RTDクライアント・ツールへのアクセスについても説明します。

この章の内容は次のとおりです。

9.1 Decision Centerのブラウザの構成

Decision CenterのInternet Explorerクライアント・ブラウザは、最適なパフォーマンスを得るために、次のように構成する必要があります。

  1. Internet Explorerで、「ツール」→「インターネット オプション」を選択してオプションを設定します。

  2. 詳細設定」タブで、「ショートカットを起動するためにウィンドウを再使用する」を選択解除します。

  3. ブラウザでCookieが有効になっていることを確認します。

9.2 Real-Time Decision Serverのロギングの構成

OracleRTD」→「SDManagement」→「SDLogging」MBeanのログ出力属性は、Log4Jタイプのログ出力です(JConsoleなどのJMXクライアントを通じてアクセスできます)。詳細は、次に示すLog4JのWebサイトを参照してください。

http://logging.apache.org/log4j

ロギングの構成パラメータを変更する手順は次のとおりです。

  1. Oracle RTDを起動します。

  2. JConsoleを起動してログインします。詳細は、第15.1項「JConsoleへのアクセス」を参照してください。

  3. OracleRTD」→「SDManagement」→「SDLogging」MBeanに移動します。

  4. 必要に応じてロギング属性を変更します。

    • 属性PriorityおよびInlineServicePriorityDEBUGINFOWARNまたはERRORに設定することにより、サーバー・ログに記録されるログ・メッセージのレベルを指定できます。

    • 属性LogFileはサーバー・ログの場所を指定します。デフォルトでは、RTD_HOME\log\server.logに設定されています。

  5. [Enter]を押します。変更内容を取り消す場合は、[Esc]キーを押します。

9.3 Oracle Real-Time Decisionsクライアント・ツールへのアクセス

Decision Studio、Decision Center、Load GeneratorなどのOracle RTDクライアント・ツールを起動してアクセスするには、次の各項の手順を実行します。JConsole管理ツールの起動方法の詳細は、第15.1項「JConsoleへのアクセス」を参照してください。

Decision Centerにアクセスするには、Real-Time Decision Serverを実行している必要があります。Decision StudioとLoad Generatorは、Real-Time Decision Serverを実行していなくても、部分的に機能します。

この項の内容は次のとおりです。

9.3.1 Decision Studioへのアクセス

Decision Studioにアクセスするには、Oracle RTDクライアント・ツールをインストールしたクライアント・コンピュータでRTD_HOME\eclipse\eclipse.exeを実行します。

9.3.2 Decision Centerへのアクセス

任意のコンピュータからDecision Centerにアクセスするには、Webブラウザを起動して、http://server_name:port/uiに移動します。

Oracle RTDアプリケーションのポートは通常、8080です。

9.3.3 Load Generatorへのアクセス

Load Generatorにアクセスするには、Oracle RTDクライアント・ツールをインストールしたクライアント・コンピュータでRTD_HOME\scripts\loadgen.cmdを実行します。