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Oracle Enterprise Manager Grid Controlアドバンスト・インストレーションおよび構成ガイド
11gリリース1(11.1.0.1.0)
B61023-01
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14 レスポンス・ファイルまたはagentDownloadスクリプトを使用したクラスタへのOracle Management Agentのインストール

この章では、レスポンス・ファイル(additional_agent.rsp)またはagentDownloadスクリプトを使用してクラスタにOracle Management Agent(管理エージェント)をインストールする方法について説明します。特に、次の内容について説明します。


注意:

クラスタベース環境においては、第9章「エージェント・デプロイ・ウィザードを使用したクラスタへのOracle Management Agentのインストール」の説明に従って、エージェント・デプロイ・ウィザードを使用して管理エージェントをインストールすることを強くお薦めします。

概要

クラスタのノードにインストールされた管理エージェントは、スタンドアロン・ホストにインストールされた管理エージェントとは異なります。スタンドアロン・ホストにインストールされた管理エージェントはスタンドアロン管理エージェントと呼ばれ、クラスタのノードにインストールされた管理エージェントはクラスタベース管理エージェントと呼ばれます。

クラスタベース管理エージェントは、レスポンス・ファイル(additional_agent.rsp)またはagentDownloadスクリプトを使用してクラスタにインストールできます。

サポートされているユースケースを次に示します。

ユースケース 説明 要件
クラスタのすべてのノードに管理エージェントをインストールする 多数のノードからなるクラスタがあり、そのいずれのノードにも管理エージェントはインストールされていません。

たとえば、ノードn1、n2、n3、n4およびn5からなるクラスタcrs1があり、いずれのノードにも管理エージェントはインストールされていません。

各ノードに管理エージェントをインストールする必要があります。
クラスタの一部のノードのみに管理エージェントをインストールする 多数のノードからなるクラスタがあり、そのうち少数のノードにのみ管理エージェントがインストールされています。

たとえば、ノードn1、n2、n3、n4およびn5からなるcrs1という名前のクラスタがあり、n1とn2にのみ管理エージェントがインストールされています。

ノードの一部(全部ではない)に管理エージェントをインストールする必要があります。
クラスタを拡張する追加ノードに管理エージェントをインストールする いくつかのノードを含むクラスタがあり、1つ以上の新規ノードをクラスタに追加することによりクラスタを拡張します。

たとえば、ノードn1、n2、n3、n4およびn5からなるcrs1という名前のクラスタがあり、各ノードに管理エージェントがインストールされています。今度は、新規ノードn6およびn7をクラスタに導入します。

クラスタを拡張する追加ノードに管理エージェントをインストールする必要があります。
異なるノードを持つ同名の2つのクラスタに管理エージェントをインストールする 同じ名前のクラスタが2つあり、それぞれのクラスタに異なるノードが含まれます。

たとえば、ノードn1、n2、n3、n4およびn5からなるcrs1という名前のクラスタがあり、ノードn6、n7、n8、n9およびn10からなるcrs2という名前の別のクラスタがあります。

クラスタの各ノードに管理エージェントをインストールする必要があります。

開始前

開始する前に、次のことに注意してください。

前提条件

管理エージェントをインストールする前に、次の前提条件を満たしていることを確認してください。

インストール手順

この項では、レスポンス・ファイル(additional_agent.rsp)またはagentDownloadスクリプトを使用して管理エージェントをクラスタにインストールする手順を示します。特に、次の内容について説明します。

レスポンス・ファイルを使用したインストール

レスポンス・ファイルを使用して管理エージェントをインストールするには、次の手順を実行します。

  1. 管理エージェント・ソフトウェアのある場所に移動します。

    たとえば、管理エージェント・ソフトウェアがOMSのOracleホーム内にある場合は、oms11g/sysman/agent_download/11.1.0.1.0/linuxに移動します。

    また、管理エージェント・ソフトウェアをローカル・システム上の/private/tempにダウンロードした場合は、/private/temp/11.1.0.1.0/linuxに移動します。

  2. WinZIPユーティリティを使用して<platform>ディレクトリからファイルを圧縮し、圧縮したファイルを管理エージェントのインストール先のノードに転送します。たとえば、linux.zipのようにします。


    注意:

    クラスタを拡張する新規ノードのいずれかにインストールする場合は、ZIPファイルを新規ノードの1つに転送します。

  3. 管理エージェントをインストールするノードで、次のようにします。

    1. 転送した圧縮ファイルの内容を抽出します。

    2. 次の場所に移動し、表14-1に示されているようにadditional_agent.rspファイルを編集します。

      <Software_Extracted_Location>/<platform>/response/ additional_agent.rsp

      次に例を示します。

      /scratch/john/linux/response/ additional_agent.rsp

    3. 次の場所に移動し、インストーラを起動します。

      これがホストにインストールする最初のOracle製品である場合は、次のコマンドを実行します。

      <Software_Extracted_Location>/<platform>/agent/runInstaller -silent -responseFile <absolute_path_to_location>/additional_agent.rsp [-invPtrLoc <absolute_path_to_inventory_directory>]

      次に例を示します。

      /scratch/john/linux/agent/runInstaller -silent -responseFile /scratch/john/linux/response/additional_agent.rsp -invPtrLoc /scratch/OracleHomes/oraInst.loc

      最初のOracle製品でない場合は、次のコマンドを実行します。

      <Software_Extracted_Location>/<platform>/agent/runInstaller -silent -responseFile <absolute_path_to_Location>/additional_agent.rsp

      次に例を示します。

      /scratch/john/linux/agent/runInstaller -silent -responseFile /scratch/john/linux/response/additional_agent.rsp



    注意:

    • Microsoft Windowsプラットフォームの場合は、runInstallerではなくsetup.exeを実行してください。

    • インストールが正常に終了すると、管理エージェントが自動的に起動されます。自動的に起動されないようにするには、b_startAgent=false引数を使用してインストーラを起動します。

    • インストールに失敗した場合は、付録L「インストール・ログ・ファイルと構成ログ・ファイル」に示されているログ・ファイルを参照してください。


  4. 表14-2の説明に従って、クラスタのノード・リストを更新します。

クラスタにOracle Management Agentをインストールするためのパラメータの編集

表14-1に、クラスタに管理エージェントをインストールするためにadditional_agent.rspファイル内で編集する必要のあるパラメータを示します。

表14-1 クラスタにOracle Management Agentをインストールするためのレスポンス・ファイル・パラメータ

パラメータ 説明

SECURITY_UPDATES_VIA_MYORACLESUPPORT

  • セキュリティ更新をダウンロードしてインストールする場合は、TRUEを指定します。続いて、次のパラメータの資格証明を指定します。

    MYORACLESUPPORT_USERNAME

    MYORACLESUPPORT_PASSWORD

  • セキュリティ更新のダウンロードとインストールを行わない場合は、FALSEを指定します。

DECLINE_SECURITY_UPDATES

  • セキュリティ更新を拒否する場合は、TRUEを指定します。この場合、SECURITY_UPDATES_VIA_MYORACLESUPPORTにFalseを指定する必要があります。

  • セキュリティ更新を拒否しない場合は、FALSEを指定します。この場合、SECURITY_UPDATES_VIA_MYORACLESUPPORTにTRUEを指定する必要があります。

ORACLE_AGENT_HOME_LOCATION

管理エージェントをインストールするインストール・ベース・ディレクトリのフルパスを指定します。管理エージェントのOracleホームは、このインストール・ベース・ディレクトリ内に作成されます。

たとえば、インストール・ベース・ディレクトリを/home/john/として指定した場合、Oracleホームは/home/john/agent11gとして作成されます。

インストール・ベース・ディレクトリの詳細は、「インストール・ベース・ディレクトリとは」を参照してください。

重要: インストール・ベース・ディレクトリは、クラスタのすべてのノードで同一である必要があります。

OMS_HOST

OMSが実行されているホストの名前を指定します。

OMS_PORT

OMSで使用されるポートを指定します。

AGENT_REGISTRATION_PASSWORD

OMSと管理エージェントの間の通信を保護するには、パスワードを指定します。管理エージェントを保護するためのパスワードと同じ登録パスワードを入力する必要があります。

CLUSTER_NODES

クラスタのノードを指定します。インストーラを起動するノードも含めます。

「概要」で説明されているユースケースについて指定する必要のある内容は、表14-2を参照してください。


管理エージェントのインストール後のノード・リストの更新

表14-2に、「概要」で説明されているユースケースに基づいて、管理エージェントのインストール後にクラスタのノード・リストを更新するために実行する必要のあるコマンドを示します。

表14-2 Oracle Management Agentのインストール後のノード・リストの更新

ユースケース CLUSTER_NODESパラメータの値 インベントリを更新するためのコマンド

クラスタのすべてのノードに管理エージェントをインストールする

たとえば、ノードn1、n2、n3、n4およびn5からなるcrs1という名前のクラスタがあり、各ノードに管理エージェントをインストールする場合は、レスポンス・ファイルのCLUSTER_NODESパラメータ内で次のように指定します。

CLUSTER_NODES={"n1","n2","n3","n4","n5"}

これにより、n1、n2、n3、n4およびn5に管理エージェントがインストールされ、n1、n2、n3、n4およびn5のインベントリがn1、n2、n3、n4およびn5の詳細で更新されます。

-

クラスタの一部のノードのみに管理エージェントをインストールする

たとえば、ノードn1、n2、n3、n4およびn5からなるcrs1という名前のクラスタがあり、n1とn2にのみ管理エージェントがインストールされています。n3、n4およびn5に管理エージェントをインストールする場合は、レスポンス・ファイルのCLUSTER_NODESパラメータ内で次のように指定します。

CLUSTER_NODES={"n3","n4","n5"}

これにより、n3、n4およびn5に管理エージェントがインストールされ、n3、n4およびn5のインベントリがn3、n4およびn5の詳細のみで更新されます。

n1、n2、n3、n4およびn5のインベントリをすべてのノードの詳細で更新するには、各ノードの管理エージェントのOracleホームから次のコマンドを実行します。

<ORACLE_HOME>/oui/bin/runInstaller ORACLE_HOME=<absolute_path_to_agent_home> -updateNodeList "CLUSTER_NODES={n1,n2,n3,n4,n5}" -local -invPtrLoc <absolute_path_to_OraInst.loc_File>

クラスタを拡張する追加ノードに管理エージェントをインストールする

たとえば、ノードn1、n2、n3、n4およびn5からなるcrs1という名前のクラスタがあり、各ノードに管理エージェントがインストールされています。今度は、新規ノードn6およびn7をクラスタに導入します。この新規ノードに管理エージェントをインストールする場合は、レスポンス・ファイルのCLUSTER_NODESパラメータ内で次のように指定します。

CLUSTER_NODES={"n6"}

これにより、n6に管理エージェントがインストールされ、n6のインベントリがn6の詳細のみで更新されます。

同じコマンドを、n7に対して実行します。クラスタ・ノード・リスト内にn7のみを指定してください。これにより、n7に管理エージェントがインストールされ、n7のインベントリがn7の詳細のみで更新されます。

n1、n2、n3、n4、n5、n6およびn7のインベントリをすべてのノードの詳細で更新するには、各ノードの管理エージェントのOracleホームから次のコマンドを実行します。

$<ORACLE_HOME>/oui/bin/runInstaller ORACLE_HOME=<absolute_path_to_agent_home> -updateNodeList "CLUSTER_NODES={n1,n2,n3,n4,n5,n6,n7}" -local -invPtrLoc <absolute_path_to_OraInst.loc_File>

異なるノードを持つ同名の2つのクラスタに管理エージェントをインストールする

たとえば、ノードn1、n2、n3、n4およびn5からなるクラスタcrs1があり、各ノードに管理エージェントをインストールする場合は、レスポンス・ファイルのCLUSTER_NODESパラメータ内で次のように指定します。

CLUSTER_NODES={"n1","n2","n3","n4","n5"}

これにより、n1、n2、n3、n4およびn5に管理エージェントがインストールされ、n1、n2、n3、n4およびn5のインベントリがn1、n2、n3、n4およびn5の詳細で更新されます。

次に、2つ目のクラスタのノードの1つでレスポンス・ファイルを実行し、そのクラスタに属する各ノードをカンマで区切って指定します。

-


agentDownloadスクリプトを使用したインストール

agentDownloadスクリプトを使用して管理エージェントをインストールするには、次の手順を実行します。

  1. 管理エージェントをインストールするクラスタのノードの1つで、ブラウザを開いてOMS URLにアクセスし、agentDownloadスクリプトをダウンロードします。

    UNIXプラットフォーム Microsoft Windowsプラットフォーム
    ブラウザを使用する場合
    http://<oms_host>:<oms_port>/agent_download/<version>/<platform>/agentDownload.<platform>
    

    次に例を示します。

    http://host1.servers.com:4889/agent_download/11.1.0.0.0/linux/agentDownload.linux
    

    コマンドラインを使用する場合

    wget http://<oms_host>:<oms_port>/agent_download/<version>/<platform>/agentDownload.<platform>
    

    次に例を示します。

    wget http://host1.servers.com:4889/agent_download/11.1.0.0.0/linux/agentDownload.linux
    
    ブラウザを使用する場合
    http://<oms_host>:<oms_port>/agent_download/<version>/<platform>/agentDownload.vbs
    

    次に例を示します。

    http://host1.servers.com:4889/agent_download/11.1.0.0.0/win32/agentDownload.vbs
    

    コマンドラインを使用する場合

    wget http://<oms_host>:<oms_port>/agent_download/<version>/<platform>/agentDownload.vbs
    

    次に例を示します。

    wget http://host1.servers.com:4889/agent_download/11.1.0.0.0/win32/agentDownload.vbs
    

  2. 要件と一致するユースケースに対するこの手順の説明に従って、agentDownloadスクリプトを実行します。

    ユースケース インストール手順
    クラスタのすべてのノードに管理エージェントをインストールする クラスタのノードの1つでagentDownloadスクリプトを起動し、すべてのノードをカンマで区切って指定します。

    たとえば、ノードn1、n2、n3、n4およびn5からなるcrs1という名前のクラスタがあり、各ノードに管理エージェントをインストールする場合は、ノードの1つで次のコマンドを実行します。

    • UNIXの場合

      ./agentDownload.<platform> -b <absolute_path_to_installation_base_directory> -n <cluster_name> -c "n1,n2,n3,n4,n5"

    • Microsoft Windowsの場合

      cscript.exe agentDownload.vbs b <absolute_path_to_installation_base_directory> n <cluster_name> c "n1,n2,n3,n4,n5"

    重要: インストール・ベース・ディレクトリがクラスタのすべてのノードで同一であることを確認してください。

    これにより、n1、n2、n3、n4およびn5に管理エージェントがインストールされ、n1、n2、n3、n4およびn5のインベントリがn1、n2、n3、n4およびn5の詳細で更新されます。

    クラスタの一部のノードのみに管理エージェントをインストールする 管理エージェントをインストールするノードの1つでagentDownloadスクリプトを起動し、管理エージェントをインストールするすべてのノードを(カンマで区切って)指定します。

    たとえば、ノードn1、n2、n3、n4およびn5からなるcrs1という名前のクラスタがあり、n1とn2にのみ管理エージェントがインストールされています。n3、n4およびn5に管理エージェントをインストールする場合は、n3で次のコマンドを実行します。

    • UNIXの場合

      ./agentDownload.<platform> -b <absolute_path_to_installation_base_directory> -n <cluster_name> -c "n3,n4,n5"

    • Microsoft Windowsの場合

      cscript.exe agentDownload.vbs b <absolute_path_to_installation_base_directory> n <cluster_name> c "n3,n4,n5"

    重要: インストール・ベース・ディレクトリがクラスタのすべてのノードで同一であることを確認してください。

    これにより、n3、n4およびn5に管理エージェントがインストールされ、n3、n4およびn5のインベントリがn3、n4およびn5の詳細のみで更新されます。

    n1、n2、n3、n4およびn5のインベントリをすべてのノードの詳細で更新するには、各ノードの管理エージェントのOracleホームから次のコマンドを実行します。

    <ORACLE_HOME>/oui/bin/runInstaller ORACLE_HOME=<absolute_path_to_agent_home> -updateNodeList "CLUSTER_NODES={n1,n2,n3,n4,n5}" -local -invPtrLoc <absolute_path_to_OraInst.loc_File>

    クラスタを拡張する追加ノードに管理エージェントをインストールする 新規ノードでagentDownloadスクリプトを起動し、クラスタに属するすべてのノードを(カンマで区切って)指定します。

    たとえば、ノードn1、n2、n3、n4およびn5からなるcrs1という名前のクラスタがあり、各ノードに管理エージェントがインストールされています。今度は、新規ノードn6およびn7をクラスタに導入します。この新規ノードに管理エージェントをインストールする場合は、n6で次のコマンドを実行します。

    • UNIXの場合

      ./agentDownload.<platform> -b <absolute_path_to_installation_base_directory> -n <cluster_name> -c "n6"

    • Microsoft Windowsの場合

      cscript.exe agentDownload.vbs b <absolute_path_to_installation_base_directory> n <cluster_name> c "n6"

    重要: インストール・ベース・ディレクトリがクラスタのすべてのノードで同一であることを確認してください。

    これにより、n6に管理エージェントがインストールされ、n6のインベントリがn6の詳細のみで更新されます。

    同じコマンドを、n7に対して実行します。クラスタ・ノード・リスト内にn7のみを指定してください。これにより、n7に管理エージェントがインストールされ、n7のインベントリがn7の詳細のみで更新されます。

    n1、n2、n3、n4、n5、n6およびn7のインベントリをすべてのノードの詳細で更新するには、各ノードの管理エージェントのOracleホームから次のコマンドを実行します。

    $<ORACLE_HOME>/oui/bin/runInstaller ORACLE_HOME=<absolute_path_to_agent_home> -updateNodeList "CLUSTER_NODES={n1,n2,n3,n4,n5,n6,n7}" -local -invPtrLoc <absolute_path_to_OraInst.loc_file>

    異なるノードを持つ同名の2つのクラスタに管理エージェントをインストールする 1つ目のクラスタのノードの1つでagentDownloadスクリプトを起動し、すべてのノードをカンマで区切って指定します。

    たとえば、ノードn1、n2、n3、n4およびn5からなるクラスタcrs1があり、各ノードに管理エージェントをインストールする場合は、ノードの1つで次のコマンドを実行します。

    • UNIXの場合

      ./agentDownload.<platform> -b <absolute_path_to_installation_base_directory> -n <cluster_name> -c "n1,n2,n3,n4,n5"

    • Microsoft Windowsの場合

      cscript.exe agentDownload.vbs b <absolute_path_to_installation_base_directory> n <cluster_name> c "n1,n2,n3,n4,n5"

    重要: インストール・ベース・ディレクトリがクラスタのすべてのノードで同一であることを確認してください。

    これにより、n1、n2、n3、n4およびn5に管理エージェントがインストールされ、n1、n2、n3、n4およびn5のインベントリがn1、n2、n3、n4およびn5の詳細で更新されます。

    次に、2つ目のクラスタのノードの1つで同じコマンドを実行し、そのクラスタに属する各ノードをカンマで区切って指定します。



注意:

インストールに失敗した場合は、付録L「インストール・ログ・ファイルと構成ログ・ファイル」に示されているログ・ファイルを参照してください。

インストール後

管理エージェントのインストール後は、「インストール後」に示されている手順に従ってください。