この章では、サーバー・セッションおよびクライアント・セッションを使用するために構成が必要な各種コンポーネントについて説明します。
表76-1に、サーバー・セッションに対して構成可能なオプションを示します。
表76-1に、サーバー・セッションに対して構成可能なオプションを示します。
内部接続プールとは、データ・ソースへの永続化を行う任意のセッションによって提供される、単一データ・ソースへの再利用可能な接続の集合です。デフォルトでは、このようなセッションでは、内部読取り接続プールと内部書込み接続プールが用意されます。
この場合、次の処理ができます。
読取りおよび書込み接続プール・オプションを構成します。このオプションには、接続の最大数および最小数、代替接続構成、プロパティ(任意。アプリケーション固有の名前付きの値)などがあります。
任意に選択したアプリケーション固有の用途向けに名前付き接続プールを作成します。
オブジェクト識別子を取得するために排他的に使用されるシーケンス接続プールを作成します。
内部接続プールの作成および構成の詳細は、次を参照してください。
セッションで使用する接続プール・タイプの構成の詳細は、「外部接続プーリングの構成」を参照してください。
外部接続プールとは、JDBCドライバまたはJ2EEコンテナによって提供される、単一データ・ソースへの再利用可能な接続の集合です。
デフォルトでは、セッションは内部接続プールを使用します(「内部接続プールの構成」を参照)。外部接続プールを使用するためのセッションの構成の詳細は、「外部接続プーリングの構成」を参照してください。