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Oracle WebCenter Framework チュートリアル
10g(10.1.3.2.0)

E05043-01
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2 チュートリアルを始める前に

この章では、Oracle JDeveloperの適切なバージョンと、このチュートリアルのレッスンを完了するために必要ないくつかのファイルをダウンロードする方法を示します。

WebCenter拡張機能が含まれたOracle JDeveloperのダウンロード

このチュートリアルを完了するには、Oracle JDeveloper Studio Edition(10.1.3.2.0以上)にアクセスできるか、この製品がインストールされている必要があります。このリリースには、WebCenterアプリケーションの構築に必要なすべての機能が含まれています。

Oracle JDeveloper Studio Edition(10.1.3.2.0)は、次のOracle Technology Networkからダウンロードできます。

http://www.oracle.com/technology/products/jdev/index.html

任意のディレクトリ(このチュートリアルではJDEVHOMEと表記)に解凍します。

サンプル・チュートリアル・ファイルのダウンロード

このチュートリアルでは、様々な時点で、アプリケーションに特定のコンテンツおよびイメージを含めるように要求されます。この素材はZipファイルに含まれています。このファイルをダウンロードするには、次の手順を実行します。

  1. ブラウザを開き、「アドレス」フィールドにhttp://www.oracle.com/technology/products/webcenter/files/webcentertutorialcontent.zipを入力します。

  2. zipファイル(webcentertutorialcontent.zip)を開くには、「開く」をクリックします。

  3. ファイルをローカル・ドライブ(Cなど)に解凍します。

    図2-1に、C:¥TutorialContentに解凍されたファイルを示します。

    図2-1    解凍されたサンプル・コンテンツZipファイル


    画像の説明

  4. サンプル・コンテンツを格納した場所を書き留めます。チュートリアルでの作業中、何度かこの場所にアクセスする必要があります。

次に、第8章「セキュリティの設定」を完了するために必要なユーザー・データを設定します。

サンプルのsystem-jazn-data.xmlファイルのコピー

ダウンロードしたチュートリアル(webcentertutorialcontent.zip)には、サンプルのsystem-jazn-data.xmlファイルが含まれています。このファイルには、第8章「セキュリティの設定」を完了するために必要なユーザー・データが含まれています。サンプル・データを使用するには、サンプルのsystem-jazn-data.xmlファイルを複数のOracle JDeveloperの場所にコピーする必要があります。これらの手順でファイルのコピー先を示します。また、ファイルをコピーする前に、元のファイルをバックアップしておくことをお薦めします。

このファイルは、チュートリアルを簡単にするために便宜上提供されているものです。通常、アプリケーションを構築するときは、JDeveloperを介して追加したユーザー、ロールおよびポリシーが失われる可能性があるため、既存のsystem-jazn-data.xmlを上書きしません。


注意

JDeveloperでセキュアなアプリケーションをすでに構築中で、独自のユーザー・データをsystem-jazn-data.xmlに移入した場合は、チュートリアルのユーザーおよびロールを、現在のユーザー・データと共存できるように最初から定義することもできます。その場合は、ここに示されたサンプルのsystem-jazn-data.xmlファイルをコピーしないでください。
付録A「チュートリアルのIDストアの設定方法」のすべての手順を完了してから、第8章「セキュリティの設定」を開始してください。 


サンプルのsystem-jazn-data.xmlファイルをコピーするには、次のようにします。

  1. サンプル・チュートリアル・コンテンツを解凍したディレクトリで、サンプルのsystem-jazn-data.xmlファイルを見つけます。たとえば、C:¥TutorialContentなどです。

  2. このチュートリアルの目的で変更を行う前に、次の場所にあるsystem-jazn-data.xmlファイルをバックアップします。

    • Oracle JDeveloperの埋込みOC4J:
      JDEVHOME¥jdev¥system¥oracle.j2ee.10.1.3.xx.xx¥embedded-oc4j¥
      config
      ¥system-jazn-data.xml

      JDeveloperを最初に開いたときに、システム・ディレクトリが作成されます。JDEVHOME¥jdevディレクトリ内にシステム・フォルダが見つからない場合は、JDeveloperを起動して再び停止した後、この手順を実行してください。

    • Oracle JDeveloper: JDEVHOME¥j2ee¥home¥config¥system-jazn-data.xml

  3. サンプルのsystem-jazn-data.xmlファイルを次のディレクトリにコピーします。

    • JDEVHOME¥jdev¥system¥oracle.j2ee.10.1.3.xx.xx¥embedded-oc4j¥config

      このファイルをコピーすると、ユーザー・データがJDeveloperの埋込みOC4Jに対して使用可能になります。

    • JDEVHOME¥j2ee¥home¥config

      このファイルをコピーすると、ユーザー・データがOracle JDeveloper認可エディタに対して使用可能になります。詳細は、第8章を参照してください。

これで、最初のレッスンである第3章「最初のポートレットの構築およびテスト」の「手順1: JSR 168 Javaポートレット・ウィザードの使用」を開始できます。


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