以下は 2 空間構成の定義です。
2 つの独立した空間
各空間にはノード 1 個と複数のディスクサブシステムを配置
空間内のディスクサブシステム間でデータをミラー化
両方のホストに接続された 1 個以上のディスクサブシステムを定足数デバイス (一方の空間に配置) として使用
定足数ディスクが配置されている空間が失われた場合、システムを自動的に回復することはできません。ユーザーが手動で回復する必要があります。
図 A-1 は、各空間で Sun StorEdge T3/T3+ ディスクアレイのパートナーグループを使用する 2 空間構成の例です。
図 A-1 は従来の標準的なクラスタ構成とほぼ同じです。ただし、マルチモードからシングルモードファイバに切り替えるため、ファイバスイッチが追加されています。
ここでは特に触れていませんが、構内クラスタ化は複数の記憶装置アレイを使用する構成にも適しています。 大容量の記憶領域が必要な環境では、Sun StorEdge T3/T3+ アレイの SAN スイッチを追加しなければならないことがあります。