ローリングアップグレードを実行するには、表 5–2にリストされた作業を実行します。
表 5–2 作業マップ : Sun Cluster 3.1 9/04 ソフトウェアへのアップグレード
作業 |
参照先 |
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1. アップグレード要件と制約に関する説明を読む | |
2. クラスタの 1 つのノード上で、リソースグループとデバイスグループを別のクラスタノードに移動し、共有データとシステムディスクがバックアップされたことを確認する。クラスタが Solstice DiskSuite または Solaris Volume Manager ソフトウェアに二重列メディエータを使用している場合は、メディエータの構成を解除します。その後、ノードを非クラスタモードで再起動します。 | |
3. 必要に応じて、クラスタノード上の Solaris OS をサポートされている Solaris アップグレードリリースにアップグレードする。SPARC: 任意で、VERITAS File System (VxFS) および VERITAS Volume Manager (VxVM) をアップグレードする。 | |
4. クラスタノードを Sun Cluster 3.1 9/04 フレームワークとデータサービスソフトウェアをアップグレードする。必要に応じて、アプリケーションをアップグレードSPARC: VxVM をアップグレードした場合は、ディスクグループをアップグレードする。その後ノードを再起動して、クラスタに戻す。 | |
5. 作業 2 から 4 を残りのノード上で繰り返してアップグレードする。 | |
6. scversions コマンドを使用して、クラスタにアップグレードをコミットする。クラスタが二重列メディエータを使用している場合は、メディエータを再構成。必要に応じて、既存のリソースを新しいリソースタイプに移行する。 | |
7. (省略可能) SPARC: Sun Cluster モジュールを Sun Management Center にアップグレードする。 |
「SPARC: Sun Management Center 用に Sun Cluster モジュールソフトウェアをアップグレードする 」 |