モジュールの関連性
ほとんどの Sun Management Center モジュールには、システムの値が一定の範囲を超える場合に警告を発するデフォルトの監視基準があります。第 12 章「アラームの管理」で説明しているように、これらのデフォルトのしきい値は独自のアラームしきい値を作成することによって変更できます。
モジュールの中には、行の追加オペレーションを使用して監視対象となるデータプロパティを定義するものがあります。これらのモジュールのテーブルは初め空の状態です。これらのモジュールを監視するために詳細を指定するには、行の追加オペレーションを実行する必要があります。
次の表は、この付録で説明しているモジュールの一覧です。この表では、モジュールごとに次の情報を示しています。
表 C–1 モジュールの一覧
モジュール名
|
バージョン
|
モジュールの自動読み込み
|
モジュールの複数回の読み込み
|
モジュールの行の追加ユーティリティの使用
|
エージェント統計情報
|
2.0
|
X
|
|
|
エージェントの更新
|
1.0
|
|
|
|
構成リーダ [構成リーダモジュールの詳細は、使用しているプラットフォーム独自の補足を参照してください。]
|
1.0
|
X
|
|
|
データロギングレジストリ
|
2.0
|
|
|
|
ディレクトリサイズのモニタリング
|
2.0
|
|
X
|
X
|
動的再構成 [動的再構成モジュールの詳細は、使用しているプラットフォーム独自の補足を参照してください。]
|
1.0
|
|
|
|
ファイルモニタリング
|
2.0
|
|
O
|
X [追加される各行は、どのファイルを監視するかを定義します。]
|
ファイル走査
|
2.0
|
X [ファイル走査は、システムログファイル用に自動的に読み込まれます。]
|
X [各インスタンスは走査対象のファイルを特定します。]
|
X [追加される各行は、監視対象ファイル内のどのパターンとの照合を行うかを定義します。その行は走査テーブルに追加する必要があります。]
|
HP JetDirect
|
2.0
|
|
O
|
|
Hardware Diagnostic Suite
|
2.0
|
|
|
|
状態モニター
|
2.0
|
|
|
|
IPv6 計測
|
1.0
|
|
|
|
カーネルリーダ
|
2.0
|
|
|
|
カーネルリーダ
(簡易)
|
1.0
|
X
|
|
|
ログ表示用 ACL
|
1.0
|
|
|
X
|
MCP マネージャ
|
1.0
|
|
|
|
MIB-II 計測
|
1.0
|
|
|
|
MIB-II
プロキシモニタリング
|
2.0
|
|
X
|
|
MIB-II システム (簡易)
|
1.0
|
X
|
|
|
NFS ファイルシステム
|
2.0
|
|
X
|
|
NFS 統計情報
|
2.0
|
|
|
|
プリントスプーラ
|
3.0
|
|
|
X
|
プロセスモニタリング
|
2.0
|
|
X
|
X [各行は、エージェントホストで動作しているすべてのプロセスから照合を行うパターンを定義します。]
|
Solaris
プロセス詳細
|
2.0
|
|
|
|
Storage
A5x00
|
1.0
|
|
|
|
Sun StorEdge
T3
|
1.0
|
|
|
|