ファイル走査モジュールは、ホスト上のファイルを走査し、ユーザが指定したパターンがないかを探します。ファイル走査モジュールのインスタンスを複数読み込むと、複数のファイルを走査できます。このモジュールでは、データプロパティテーブル用に行を追加する必要があります。詳細は、データプロパティテーブルに行を追加するを参照してください。
ファイル走査モジュールには、以下の管理対象オブジェクトが存在します。
ファイル ID テーブル
ファイルの統計情報テーブル
走査テーブル
次の表は、ファイル走査のプロパティについて概要を述べたものです。
表 C–119 ファイル走査プロパティ| 
 プロパティ  | 
 説明  | 
|---|---|
| 
 ファイル ID  | 
 ファイル走査で使用されるパターンの名前  | 
| 
 ファイルの統計情報  | 
 表示されるパターンの状態  | 
| 
 走査テーブル  | 
 ファイル走査で使用されるパターンの名前  | 
次の表は、ファイル ID のプロパティについて概要を述べたものです。
表 C–120 File ID プロパティ| 
 プロパティ  | 
 説明  | 
|---|---|
| 
 ファイル名  | 
 走査の対象となるファイルの絶対パス名  | 
| 
 走査モード  | 
 ファイル走査のモード  | 
| 
 開始時刻  | 
 ファイル走査が当初開始された時間  | 
ファイルの統計情報テーブルには、走査対象となるファイルの概要が示されます。次の表は、ファイルの統計情報のプロパティについて概要を述べたものです。
表 C–121 ファイルの統計情報プロパティ| 
 プロパティ  | 
 説明  | 
|---|---|
| 
 修正時刻  | 
 ファイルの最終変更日時  | 
| 
 ファイルサイズ (バイト)  | 
 ファイルのサイズ (バイト数)  | 
| 
 行数  | 
 ファイル内の行数  | 
| 
 1 秒あたりの行数  | 
 1 秒あたりでファイルが変化する速度 (単位: 行)  | 
次の表は、走査のプロパティについて概要を述べたものです。
表 C–122 走査テーブルプロパティ| 
 プロパティ  | 
 説明  | 
|---|---|
| 
 パターン名  | 
 ファイル走査で使用されたパターンの名前  | 
| 
 パターンの説明  | 
 「Scan Results」セクションの「名前」フィールドに表示されるパターンエントリの名前  | 
| 
 正規表現のパターン  | 
 ファイルを走査してエントリを探す場合に使用される一定の正規表現パターン  | 
| 
 パターンの状態  | 
 表示されるパターンの状態 (on または off)。off の状態は、表示されるパターンがファイル走査で使用されないことを示す  | 
| 
 一致  | 
 パターンを含む行の番号  |