属性エディタの「履歴」ページを使用して、監視プロパティの過去のデータを保存します。例えば、履歴データポイントを 120 秒ごとに記録するよう抽出間隔を指定します。さらに、この情報の保管場所をディスクファイルまたはメモリーキャッシュで指定します。
ディスクファイルには 2 種類 (循環、テキスト) あります。循環ファイルの最大ライン長は 1000 行です。これらのファイルは、「テキストファイル名」フィールドで指定されたファイルの /var/opt/SUNWsymon/log ディレクトリに配置されます。
循環ディスクファイルは、history.log の名前で自動保存されます。テキストファイルのファイル名を指定しないと、データは agent_default.history の名前で自動保存されます。
メモリーキャッシュを選択する場合は、「最大サイズ (サンプル)」フィールドに保存するデータポイント数を指定する必要があります。例えば、このフィールドに 1000 を設定すると、最新の 1000 個のデータポイントがメモリーキャッシュに格納され、これ以上古いデータポイントは破棄されます。これらのデータポイントはグラフ化できます。詳細は、第 9 章「データプロパティのグラフ表示」を参照してください。
履歴データをグラフで表示する場合は、特定の監視プロパティのグラフを開きます。メモリーキャッシュを選択していると、これまでのデータがグラフに表示されます。