DR モデル 3.0 は、DR モデル 2.0 から以下の点を強化しています。
DR モデル 3.0 は、RCM (Reconfiguration Coordination Manager) と連携して、アプリケーションとの統合を深めるフレームワークを提供します。
DR モデル 3.0 は、IPMP を使用したネットワークマルチパスに対応しています。
addboard(1M)、moveboard(1M)、deleteboard(1M)、rcfgadm(1M)、および showdevices(1M) といった SSP コマンドを使用すると、System Service Processor (SSP) から DR 操作を行うことができます。
Solaris 8 10/01 オペレーティング環境を実行しているドメインで DR モデル 3.0 へ切り替えるには、まず、SSP ソフトウェアをバージョン 3.5 へアップグレードする必要があります。これ以前のバージョンの SSP ソフトウェアは DR モデル 3.0 動作に対応していません。
DR モデル 3.0 の使い方についての詳細は、「DR モデル 3.0 の操作手順」を参照してください。
DR モデル 3.0 のドメイン上でマルチパスを使用するには、IPMP (Solaris 8 オペレーティング環境で提供される IP マルチパスソフトウェア) と、MPxIO ソフトウェア(Solaris カーネルアップデートパッチ 111412-02、111413-02、111095-02、111096-02、111097-02 に付属) を実行してください。