次の図は、セキュリティ管理者役割のユーザーが使用できる「Solstice アプリケーション (Solstice_Apps)」フォルダのツールを示しています。
「Solstice アプリケーション (Solstice_Apps)」フォルダにあるアプリケーションのうち、セキュリティ管理者が使用できるものは次のとおりです。特に記述のないものは、標準 Solaris のアプリケーションと同じ機能を備えています。
データーベースマネージャ - セキュリティ管理者は、以下のデータベースを編集することができる
Auto_home (セキュリティ管理者専用)
Tnrhdb - Trusted Solaris 特有のデータベースで、リモートホストに関するネットワーク情報を保持する (セキュリティ管理者専用)。「tnrhdb データベース」を参照
Tnrhtp - Trusted Solaris 特有のデータベースで、リモートホストに適用されるネットワークセキュリティテンプレートを保持する (セキュリティ管理者専用) 。「tnrhtp データベース」を参照
プリンタマネージャ
プロファイルマネージャ - 実行プロファイルの情報を保持する tsolprof(4) データベースを編集するためのアプリケーション。「プロファイルマネージャの使用法」を参照
シリアルマネージャ
ユーザーマネージャ - セキュリティ管理者は、ユーザーや役割のアカウント情報を保持する tsoluser データベースを編集することができる。セキュリティ管理者が編集できる情報は、パスワード、ラベル、プロファイル、役割、アイドルディレクトリなどの情報に限定される。第 4 章「ユーザーの管理」を参照