メールエイリアスの管理方法については、Solaris のマニュアル『メールシステムの管理』に書かれています。以下の節では、Trusted Solaris 環境に特有の事項だけを説明します。
各ユーザーは自分のホームディレクトリに .mailrc ファイルのローカルコピーを配置することで、個人的なメールエイリアスを作成できます。ホームディレクトリが常に MLD であるため、Trusted Solaris と Solaris では .mailrc ファイルの使い方が異なります。管理者やユーザーは .mailrc ファイル (その他のスタートアップファイル) を各 SLD (それぞれ異なる機密ラベルで作成されたもの)にコピーまたはリンクするために設定を行う必要があります。
エイリアスは NIS+ マップで指定するか、または各ホストの /etc/aliases ファイルで指定します。データベースマネージャの「ネームサービス (Naming Service)」メニューを使うと、システム管理者は aliases を含むデータベースの編集時に、「NIS+」または「なし (none)」を選べます。
管理役割になり、ADMIN_LOW
ワークスペースに移動します。
必要に応じて、「ログイン後、特定の管理役割になるには」を参照してください。
データベースマネージャの「Aliases データベース」ウィンドウを起動します。
必要に応じて、「管理アプリケーションを起動するには」を参照してください。
エイリアスを変更するには、既存のエイリアスを選択し、それを変更します。
エイリアスを追加するには、「編集」メニューから「追加」を選択します。
データベースマネージャの「ファイル」メニューから「終了」を選択します。