Trusted Solaris 管理の手順

ログインを有効にするには

デフォルトでは、システムをリブートするたびにログインは無効となります。ログインが無効のとき、「 ログインを有効化」承認を持つユーザーアカウントだけがログインしたり、ログインを有効にすることができます。このようなログイン無効化の目的は、システム管理者や信頼できる他の社員がシステムセキュリティを検証した後でなければその他のユーザーの再ログインを許さないようにすることにあります。

システムがリブートされてまだログインが有効になっていない場合、ユーザーが自分のパスワードを入力すると次の 2 つのダイアログボックスのうちのどちらかが表示されます。

現在のユーザーアカウントが「 ログインを有効化」承認を持たない場合、次のようなダイアログボックスが表示されます。

図 1-1 承認を持たないユーザーに表示される無効なログインを通知するダイアログボックス

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現在のユーザーアカウントが 「ログインを有効化」承認を持つ場合、次 のようなダイアログボックスが表示されます。

図 1-2 「ログインを有効化」承認を持つユーザーに表示される無効なログインを通知するダイアログボックス

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