Trusted Solaris と Solaris の両方のオペレーティング環境において、システムのシャットダウン中には、ログインを防ぐために /etc/nologin ファイルが作成されます。このファイルはブートが完了すると削除されます。Trusted Solaris システムでは、このファイルの使い方が拡張されています。デフォルトでは、/etc/nologin ファイルは作成し直され、認証されたユーザーがログインを有効にするまで削除されません (「管理的アクションの監査」を参照)。
この機能を削除してもサイトのセキュリティポリシーに矛盾しない場合、セキュリティ管理者役割は、/etc/init.d 中の RMTMPFILES スクリプトを編集し、/etc/nologin ファイルを作成し直す行をコメントアウトできます。これを行うには、このような変更がご自分のサイトのセキュリティポリシーに合致しているかどうか確認した上で 「リブート後のログイン無効化を防ぐには」に示してある手順を実行してください。