他のすべての承認と同様、デバイス関連の承認がアカウントに対して有効になるためには、次のアカウントの実行プロファイルのいずれかに指定されていること、そして、その実行プロファイルがセキュリティ管理者によってまず、そのデバイスがアカウントに割り当てられていることが必要です。詳細については、このマニュアルのパート IIを参照してください。また、「アカウントにデバイス関連の承認を割り当てるには」も参照してください。
サイト独自の割り当て承認を定義することもできます。たとえば、デバイスの種類ごとに、「テープデバイスを割り当てる (allocate tape device
)」 または「フロッピーデバイスを割り当てる (allocate floppy device
)」 などの異なる承認を設定することができます。必要に応じてデフォルトのリストに新しい承認を追加する場合は、このマニュアルの 「拡張可能なセキュリティ機能の追加」をお読みの上、第 2 章「その他の作業と操作手順」の 「承認を追加するには」に記述されている手順を実行してください。
新しい承認を追加すると、その承認は、デバイス割り当てマネージャの「承認 (Authorizations)」ダイアログボックスの「必須でない (Not Required)」リストに表示されます。「承認」を参照してください。
表 15-2 デバイスの割り当て、設定、および管理承認承認名 | 内容 |
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デバイスを割り当てる | ユーザーに、デバイスの割り当てを許可する。また、そのデバイス経由でインポートまたはエクスポートされる情報に関連付ける 機密ラベルの指定を許可する |
デバイスの属性を構成 | 管理者に、デバイスの設定を許可する。デバイスの設定には、デバイス名、デバイスの種類、ラベル範囲、割り当て可能状態、割り当て承認リストの設定が含まれる |
デバイスを回収または再設定 | 管理者に、現在割り当てられているデバイスの割り当てを解除したり、割り当てエラー状態をリセットしてデバイスを再度割り当て可能にすることを許可する |