必要に応じて、Solaris の『Installing Device Drivers』マニュアルの指示に従って処理を行い、次に、Trusted Solaris 固有の手順を実行します。
新しい割り当て可能デバイスを追加する場合、必要に応じてデバイス clean スクリプトを作成します。
Xylogics テープドライブまたは Archive テープドライブの場合は、デフォルトの st_clean スクリプトをそのまま使用するか、サイトのセキュリティポリシーに合わせて修正することができます。それ以外のデバイスの場合には、新しいデバイス clean スクリプトが必要です。必要に応じて 「デバイス clean スクリプトを変更・追加するには」を参照してください。
セキュリティ管理者役割になり、ADMIN_LOW
ワークスペースに移動します。あるいは、「デバイス属性を構成」
承認を持つユーザーとしてログインします。
必要に応じて、「ログイン後、特定の管理役割になるには」を参照してください。
「割り当て可能なデバイスの追加 (Add Allocatable Device)」アクションを実行します。
必要に応じて、「管理アクションを起動するには」を参照してください。
「割り当て可能なデバイスの追加 (Add Allocatable Device)」アクションを使って、デバイス割り当てデータベースのデバイス用のエントリの作成または更新を行い、補助ファイルを作成します。
ラベル範囲、デバイス clean スクリプトのパス名、デバイス割り当ての可否、割り当てに必要な承認などのデフォルト設定を変更するには、デバイス割り当てマネージャの「管理 (Administration)」ダイアログボックスを使用します。
必要に応じて、「デバイス割り当てマネージャの「管理 (Administration)」ダイアログボックスを表示するには 」を参照してください。
次の表は、「割り当て可能なデバイスの追加 (Add Allocatable Device)」アクションを使用してデバイスを追加したときや、 add_allocatable(1M) コマンドを使用して作成されたデバイスに値が指定されなかったときに有効になるデフォルト値を示します。
表 15-7 デバイスのデフォルト値値 | デフォルト |
---|---|
最下位のラベル | ADMIN_LOW |
最上位のラベル | ADMIN_HIGH |
clean プログラム | /bin/true |
割り当てを行えるユーザー | すべてのユーザー (All Users) |
承認 | なし (None) |