Trusted Solaris 管理の手順

sendmail の Trusted Solaris 情報をトレースするには

  1. 管理役割になり、ADMIN_LOW ワークスペースに移動します。

    必要に応じて、「ログイン後、特定の管理役割になるには」を参照してください。

  2. プロファイルシェルにて /etc/init.d ディレクトリに移動し、sendmail を停止します。


    $ cd /etc/rc2.d
    $ sendmail stop
    
  3. sendmail -d に続いてカテゴリ番号 75、続いて必要であればピリオド (.) の後にレベル番号を指定します。さらにその後に、1 つスペースを入れ宛先とメッセージを指定します。

    次に示すように、メッセージはファイルの内容を宛先にリダイレクトすることでも指定できます。またはメッセージを指定せずに行末で return キーを押します。この場合、「Subject:」というプロンプトが表示されたらメールの件名を入力し、その後は mail(1) の構文に則ってメッセージの内容を記述できます。


    $ /usr/lib/sendmail -d75.9 roseanne@trusted < /etc/motd
    
  4. エラーメッセージを確認します。

  5. ADMIN_LOW のプロファイルシェルにて /etc/init.d ディレクトリに移動し、sendmail を再スタートさせます。


    $ cd /etc/init.d
    $ sendmail start