新しいインタフェースを追加する場合、インタフェースに付属するマニュアルのハードウェアおよびソフトウェアのインストール手順に従い、ネットワークインタフェースカードを挿入します。
インタフェースインストールプログラムは、hostname.device_abbreviation という新しいデバイスファイルを /etc にインストールします。
ホストに複数のネットワークインタフェースがある場合は、Solaris の『TCP/IP とデータ通信』の説明に従って、ルーターまたはマルチホームホストとして構成します。
新しいネットワークインタフェースの名前がまだ Tnidb データベースに設定されていない場合は、「tnidb で新規エントリを追加する、または既存エントリを変更するには」の手順説明に従って、名前を追加します。
次の図は、デフォルトのネットワークインタフェース名を示しています。
サイトのセキュリティポリシーによって、ホストのインタフェースのデフォルト設定を変更しなければならない場合は、「tnidb で新規エントリを追加する、または既存エントリを変更するには」の手順説明に従ってエントリを変更します。
各フィールドのデフォルト設定は、次の表のとおりです。デフォルトのままでよい場合は、tnidb(4) ファイルを変更する必要はありません。
表 10-4 tnidb のデフォルト設定最下位 SL (Minimum SL) | 最上位 SL (Maximum SL) | ラベル (デフォルト) (Label) | 認可上限 (Clearance) | ユーザー ID (User ID) | グループ ID (Group ID) | 強制された特権 (Forced Privileges) |
---|---|---|---|---|---|---|
ADMIN_LOW | ADMIN_HIGH | ADMIN_LOW | ADMIN_HIGH | nobody | nobody | empty |