Trusted Solaris 管理の手順

データベースマネージャからトラステッドネットワークデータベースにアクセスするには

  1. セキュリティ管理者役割になり、ADMIN_LOW ワークスペースに移動します。

    必要に応じて、「ログイン後、特定の管理役割になるには」を参照してください。

  2. アプリケーションマネージャの「Soltice アプリケーション (Solstice_Apps)」フォルダを開きます。

    必要に応じて、「管理アプリケーションを起動するには」を参照してください。

  3. データベースマネージャ (Database_Manager) アイコンをダブルクリックし、データベースマネージャの「読み込み (Load)」リストを開きます。

    次の例は、「Soltice アプリケーション (Solstice_Apps)」フォルダで選択されたデータベースマネージャを示しています。

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  4. データベースマネージャの「読み込み (Load)」リストの「ネームサービス (Naming Service)」メニューから、ネームサービスを選択します。

    デフォルトでは、次の例に示すように NIS+ ネームサービスが選択されており、NIS+ のドメイン名が「ドメイン名 (Domain)」テキストエントリフィールドに表示されるようになっています。

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    注 -

    NIS+ を使っている場合でも、tnidb は常に、「ネーミングサービス (Naming Service)」を「なし (None)」に設定して変更したローカルファイルであることを念頭に置いてください。これに対して、tnrhdbtnrhtp は、「ネーミングサービス (Naming Service)」を「NIS+」または「なし (None)」に設定して変更できます。スタンドアロンの Trusted Solaris システムを NIS+ なしで構成する場合、上記 3 つのファイルはすべて「ネーミングサービス」を「なし (None)」に設定して変更します。これらのファイルのための nsswitch.conf(4) エントリが、ローカルファイルと NIS+ ファイルの両方に加えられた変更を反映する検索シーケンスになっていることを確認してください。


    1. tnidb にアクセスする場合は、「なし (None)」を選択します。

      「なし (None)」を選択すると、次の例に示すように、現在のホスト名が「ホスト名 (Host)」テキストエントリフィールドに表示されます。

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    2. tnrhdb および tnrhtp ファイルにアクセスする場合は、システム構成に合わせ、「NIS+」または「なし (None)」のどちらかのネームサービスを選択します。

  5. ネームサービスを「なし (None)」にした場合で、リモートホストのデータベースを構成する場合は、「ホスト名 (Host)」テキストエントリフィールドにそのホスト名を入力します。

  6. 編集するトラステッドネットワークデータベースの名前をダブルクリックします。または強調表示してから「了解 (OK)」をクリックします。

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  7. 必要に応じて、「tnrhtp に新規テンプレートを作成するには」「tnrhdb で単一のホストにテンプレートを割り当てるには」「tnrhdb でホストのグループにテンプレートを割り当てるには」「ワイルドカードを使用して、別に指定されていないすべてのホストの tnrhdb エントリを作成するには」「ホストテンプレートまたはネットワークインタフェースエントリに認可範囲を 設定するには」「ネットワークインタフェースを構成するには」「tnidb で新規エントリを追加する、または既存エントリを変更するには」、または 「ルーティングの IP ラベルを設定するには」に進んでください。