at(1) コマンドのオプションのうち、Trusted Solaris 環境で変更されているものを次の表に示します。-p オプションは新しく追加されたものです。
表 3-8 Trusted Solaris 版 at(1) のオプションオプション | コメント |
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-l | at_job 番号がオペランドに指定されていない場合、現在のユーザーが所有しているすべての at_job に関する情報を、呼び出し元プロセスのラベルで表示する。at_job 番号がオペランドに指定されている場合、そのジョブに関する情報だけが表示される。その at_job が現在のユーザーの所有するものでないならば、「他のユーザーが所有するジョブの使用」に述べた条件を満たす場合にのみ、そのジョブに関する情報が表示される。 |
-r | オペランドに指定された at_job 番号(それ以前にスケジュール化されていたもの)を持つ at_jobs を削除する。その at_job が現在のユーザーの所有するものでないならば、「他のユーザーが所有するジョブの使用」に述べた条件を満たす場合にのみ、そのジョブが削除される。 |
-p | ジョブの実行にプロファイルシェルを使用する。 |
アクセス制御は変更されていません。ただし、例外として、at.allow および at.deny の両方が存在しない場合、すべてのユーザーがジョブ実行を依頼できなくなります。