Trusted Solaris 管理の手順

atrm コマンドに対する変更点

atrm(1) コマンドに対する変更点を下の表に示します。

表 3-10 Trusted Solaris における atrm(1) の変更点
 引数 説明
user引数に指定したユーザー (user) が、このコマンドを呼び出したユーザーである場合、指定のユーザーが所有しているすべての atjob を削除する。引数に指定したユーザーが、このコマンドを呼び出したユーザーでない場合、「他のユーザーが所有するジョブの使用」に述べた条件を満たす場合にのみ、そのジョブが削除される。
 at_job # オペランドに指定された at_job 番号を持つジョブで、呼び出し元プロセスの機密ラベルを持つものを削除する。
option -a このコマンドを呼び出したユーザーが所有するすべての atjob で、呼び出し元プロセスの機密ラベルを持つものを削除する。