cron(1M) はブートプロファイルによって、ADMIN_LOW 機密ラベルで起動されます。その後、cron(1M) が UNIX ドメインソケットを ADMIN_LOW で作成してから以降は、ADMIN_HIGH 機密ラベルで動作するよう変更されます。
Trusted Solaris は、次の crontab ファイルが添付された状態で出荷されます。
ADMIN_HIGH 機能ラベルを持つ、root、uucp、adm、sys 用の crontab ファイルと補助ファイルの組み合わせ
ADMIN_HIGH 機密ラベルを持つ、root および lp 用の crontab ファイルと補助ファイルの組み合わせ
/var/cron/log ファイルは、クロックデーモンにより ADMIN_HIGH 機密ラベルで作成されます。このログファイルには、クロックデーモンの内部メッセージが記録されます。