/usr/openwin/lib/rgb.txt データベースは、色の名前を赤、緑、および青の値に変換します。rgb.txt ファイルを参照してサイトのラベルで色の名前を使用することも、または 16 進の色の値を使用することもできます。
色の値によって、その色を構成する赤、緑、青 (RGB) の割合を指定できます。
RGB 値は、0 から FFF までの 3 種類の 16 進数値で指定できます。各桁が、それぞれその色の赤、緑、および青の割合を表します。
たとえば、純粋な赤は #FF0000、純粋な緑は #00FF00、純粋な青は #0000FF、純白は #FFFFFF、純粋な黒は #000000 になります。
画面上で使用できる色の数は、色やカラープレーンの数を指定するのに必要なメモリの容量、カラーセルを使用している他のウィンドウクライアントの数、他のアプリケーションによる専用のカラーマップの使用状況によって異なります。
競合状態を避けるため、ウィンドウ環境で色のフラッシュ現象を起こさないように、他のアプリケーションでも指定されていると思われる色の名前や 16 進の色の値を使用するようにしてください。
Trusted Solaris の label_encodings の COLOR NAMES セクションで定義されているデフォルトの色の値は、これらの注意点を考慮して選択されています (次の図を参照)。
label= Admin_Low; color= #bdbdbd; label= u; color= green; label= c; color= blue; label= s; color= yellow; label= ts; color= red; word= sb; color= cyan; word= cc; color= magenta; label= Admin_High; color= #636363; |
「ラベルや語句に色を割り当てる」を参照してください。