Control Center では、次の 2 種類のイメージを使用します。
グローバルイメージ - N1 Provisioning Server ソフトウェアに付属。標準のオペレーティングシステムイメージを含む。 アプリケーションイメージを含む場合もある。 I-Fabric 内のすべてのファームに提供される
アカウントイメージ - Control Center のスナップショット機能を使って作成される。 単一のアカウントのみに提供されるカスタマイズされたイメージ
最初に、次の方法でソフトウェアイメージの基本セットを作成します。
Image Wizard を使用する。『N1 Provisioning Server 3.1, Blades Edition システム管理ガイド』の説明に従って使用する
コマンド行インタフェースを使用する。 『N1 Provisioning Server 3.1, Blades Edition システム管理ガイド』を参照
Control Center のスナップショット機能を使用する。 「スナップショットによるアカウントイメージの作成」を参照してください。
イメージを作成したら、「Administration」画面の「Account Tools」セクションを使って、これらのイメージを Control Center で管理します。
Control Center の「Account Tools」のイメージ管理機能には、次のオプションがあります。
「Image Management」— I-Fabric または特定のアカウントに関連付けられたすべてのイメージのマスターリストとして使用
「Find an Image」— 特定のイメージの検索に使用
「Software Profiles」— グローバルイメージとアカウントイメージで使用されるオペレーティングシステムおよびアプリケーションの詳しい説明を作成するために使用
コマンド行インタフェースを使ってグローバルソフトウェアイメージを追加または変更する場合は、これらのイメージを Control Center に提供するため、ツールバーの下部の「Synchronize System」をクリックします。
「Image Management」オプションは、I-Fabric 内のソフトウェアイメージのリストを提供します。このリストは、イメージを現行ベースで追跡するために役立ちます。 図 5–1 のように、コマンド行インタフェース、Image Wizard、スナップショットツールで作成されたインタフェースは、「Image Management」画面に表示されます。 コマンド行インタフェースと Image Wizard の使用方法については、『N1 Provisioning Server 3.1, Blades Edition システム管理ガイド』を参照してください。 「アカウントイメージの作成、管理、使用」を参照してください。
「Global Image」タブか「Account Image」タブをクリックして、イメージのリストを種類別に表示することができます。 さらに、特定の I-Fabric を選択して、リストを絞り込むことができます。 イメージの表示順を並べ替えたい場合は、列見出しをクリックします。
「Account Images」タブの「Image Name」フィールドから名前を選択します。
新しい名前を入力し、「Commit Name Change」をクリックします。
「Image Name」フィールドに新しいイメージ名が表示されます。サーバーの構成ダイアログにも同じ名前が表示されます。
グローバルイメージの名前は変更できません。
「Image Properties」を使って、オペレーティングシステムおよびアプリケーションソフトウェアのプロファイルとイメージを関連付けます。 OS とアプリケーションソフトウェアのプロファイルは、「Software Profiles」ページで作成します。 「Software Profiles」ページにアクセスするには、ツールバーの「Software Profiles」をクリックします。
スナップショットイメージが存在しない場合は、作成します。
ナビゲーションバーの「Admin」をクリックします。
「Administration」画面が表示されます。
ツールバーの「Image Management」をクリックします。
「Global Images」タブか「Account Images」タブのリストからイメージ名を選択します。
「Image Properties」タブの「Installed Software」セクションで、「Add」をクリックします。
「Select Operating System」または「Select Application」画面が表示されます。
「Add」ボタンを使用できない場合は、ツールバーの「Software Profiles」ボタンを使って、アプリケーションイメージ、OS イメージ、またはアカウントアプリケーションイメージを作成する必要があります。
「Operating Systems」タブのリストから適切なオペレーティングシステムを選択し、「Add Selected」をクリックします。
「Applications」タブをクリックし、リストから適切なアプリケーションを選択して、「Add Selected」をクリックします。
「Close」をクリックして、「Image Management」画面に戻ります。
以下では、オペレーティングシステムまたはアプリケーションソフトウェアのプロファイルとイメージの関連付けを解除する方法について説明します。
どのファームにも使用されていないアカウントイメージは、「Image Management」画面から削除できます。
「Account Images」タブでイメージ名を選択します。
「Farm Usage」タブで、選択したイメージが使用されていないことを確認します。
使用されていない場合は「Delete」をクリックします。
大量のソフトウェアイメージを管理している場合、イメージ名やイメージの属性を覚えるのが難しくなります。 「Find an Image」機能では、データベースから条件に一致するイメージを照会することができます。
ナビゲーションバーの「Admin」をクリックします。
「Administration」画面が表示されます。
「Find an Image」をクリックします。
図 5–2 のような「Find an Image」画面が表示されます。
次の検索パラメータを使って、イメージのリストにフィルタを適用します。
パラメータ |
説明 |
---|---|
「Image Name」 |
この名前のソフトウェアイメージ。 完全一致検索の場合は「Exact String」を選択する |
「Date Range」 |
この期間内に作成されたソフトウェアイメージ |
「Size Range」 |
このサイズ (MB 単位) 内で作成されたソフトウェアイメージ |
「Storage Type」 |
SAN、ローカル、デュアル、またはすべての種類のストレージ用に作成されたソフトウェアイメージ |
「Image Type」 |
グローバルなソフトウェアイメージと特定のアカウントのソフトウェアイメージ、またはそのいずれか |
「Archive Type」 |
ディスクイメージ、フラッシュイメージ、または JumpStart イメージ |
「Account」 |
特定のアカウントのソフトウェアイメージ |
「I-Fabric」 |
特定の I-Fabric のソフトウェアイメージ |
「Server Hardware」 |
特定のハードウェアのソフトウェアイメージ |
「Operating System」 |
このオペレーティングシステムのソフトウェアイメージ |
「Attribute」 |
オペレーティングシステムを属性でフィルタ |
「Applications」 |
このアプリケーションに付属のイメージ |
「Attribute」 |
アプリケーションを属性でフィルタ |
「Find Image」をクリックすると、照会内容に一致したイメージのリストが表示されます。
I-Fabric 実装によっては、大量のイメージを作成し、管理しなければならないことがあります。 この場合、各イメージに完全な説明を付けることにより、イメージを区別しやすくすることができます。 ソフトウェアプロファイルでは、I-Fabric 内で使用されているすべてのオペレーティングシステムおよびアプリケーションのリストを作成し、表示できます。そして、これらのラベルをイメージの説明に適用することができます。 次の 4 種類のプロファイルがあります。
グローバルオペレーティングシステム — I-Fabric 内のすべてのアカウントに提供される
グローバルアプリケーション — I-Fabric 内のすべてのアカウントに提供される
アカウントオペレーティングシステム — I-Fabric 内の特定のアカウントに提供される
アカウントアプリケーション — I-Fabric 内の特定のアカウントに提供される
Control Center の「Administration」画面にログインします。
ツールバーの「Software Profiles」をクリックします。
図 5–3 のような「Software Profiles」画面が表示されます。
「Global Operating Systems」タブの「Add」をクリックし、オペレーティングシステムの名前を入力します。
リスト内の各属性の値を入力します。
属性は構成可能です。したがって、実際に表示されるリストは、この例とは異なる可能性があります。
属性情報の入力が完了したら、「Commit Changes」をクリックします。
グローバルオペレーティングシステム名と属性情報の入力を続行します。
「Global Applications」タブをクリックして、グローバルソフトウェアアプリケーションの処理を繰り返します。
画面の右側上部の「Current Account」ドロップダウンリストから適切なアカウントを選択します。
「Account Operating Systems」タブの「Add」をクリックし、オペレーティングシステムの名前を入力します。
リスト内の各属性の値を入力します。
属性は構成可能です。したがって、実際に表示されるリストは、この例とは異なる可能性があります。
属性情報の入力が完了したら、「Commit Changes」をクリックします。
アカウントオペレーティングシステム名と属性情報の入力を続行します。
「Account Applications」タブをクリックし、アカウントソフトウェアアプリケーションの処理を繰り返します。