Solstice Backup 5.1 管理者ガイド

「Groups」リソース

「Groups」リソースでは、いつ、どのマシンを一括してバックアップするのかを指定できます。グループを使うと、選択したマシンを異なるタイミングでバックアップして、ネットワーク上のトラフィックを制御できます。また、「Groups」リソースを使ってバックアップデータのクローンを自動的に作成できます。

すべての Backup クライアントは、初期状態ではあらかじめ構成されている「Default」グループに割り当てられています。Backup をインストールした時点では、「Default」グループの「Autostart」属性は「Disabled」になっています。Backup ソフトウェアのテストを行う準備ができたら、「Start Now」属性を選択し、「Start Time」属性に割り当てられている「3:33」の値を上書きします。スケジュールされたバックアップを開始するには、「Autostart」属性で「Enabled」を選択します。

「Groups」リソースの事前構成済みの属性値を表 2-2 に示します。

表 2-2 「Groups」リソースの事前構成済みの属性値

属性 

事前構成済みの値 

「Name」 

「Default」 

「Autostart」 

「Disabled」 

「Autorestart」 

「Disabled」 

「Client Retries」 

「1」 

「Stop Now」 

「False」 

「Start Time」 

「3:33」 

「Interval」(グループの実行頻度。24 時間制) 

「24:00」 

「Clones」 

「No」 

「Clone Pool」 

「Default Clone」 

「Migration Clone Pool」 

「Migration Clone」 

「Inactivity Timeout」(この時間が経過すると、クライアントはハングしているとみなされる。分単位) 

「30」 

「Printer」 

サーバーに割り当てられているデフォルトプリンタ 

バックアップグループの詳細は、「グループバックアップの監視と管理」を参照してください。