「Groups」リソースでは、いつ、どのマシンを一括してバックアップするのかを指定できます。グループを使うと、選択したマシンを異なるタイミングでバックアップして、ネットワーク上のトラフィックを制御できます。また、「Groups」リソースを使ってバックアップデータのクローンを自動的に作成できます。
すべての Backup クライアントは、初期状態ではあらかじめ構成されている「Default」グループに割り当てられています。Backup をインストールした時点では、「Default」グループの「Autostart」属性は「Disabled」になっています。Backup ソフトウェアのテストを行う準備ができたら、「Start Now」属性を選択し、「Start Time」属性に割り当てられている「3:33」の値を上書きします。スケジュールされたバックアップを開始するには、「Autostart」属性で「Enabled」を選択します。
「Groups」リソースの事前構成済みの属性値を表 2-2 に示します。
表 2-2 「Groups」リソースの事前構成済みの属性値
属性 |
事前構成済みの値 |
---|---|
「Name」 |
「Default」 |
「Autostart」 |
「Disabled」 |
「Autorestart」 |
「Disabled」 |
「Client Retries」 |
「1」 |
「Stop Now」 |
「False」 |
「Start Time」 |
「3:33」 |
「Interval」(グループの実行頻度。24 時間制) |
「24:00」 |
「Clones」 |
「No」 |
「Clone Pool」 |
「Default Clone」 |
「Migration Clone Pool」 |
「Migration Clone」 |
「Inactivity Timeout」(この時間が経過すると、クライアントはハングしているとみなされる。分単位) |
「30」 |
「Printer」 |
サーバーに割り当てられているデフォルトプリンタ |
バックアップグループの詳細は、「グループバックアップの監視と管理」を参照してください。