選択したスロットにクリーニングカートリッジを挿入します。
「Jukeboxes」リソースの「Default Cleaning」属性に、クリーニングカートリッジの残り回数を入力します。
Backup 管理プログラムで「Default Cleaning」属性を見るには、「Jukeboxes」ウィンドウを詳細モードで開きます。
クリーニングカートリッジ用に使うスロット番号を「Cleaning Slots」属性で指定し、「Auto Clean」属性を「Yes」に設定します。
「Available Slots」属性を変更して、データボリュームに使用できるスロット範囲を指定します。
クリーニングカートリッジ用のスロットがオートチェンジャの最初または最後のスロットでない場合は、「Available Slots」属性でスロット範囲を 2 つに分けて指定しなければなりません。これは、オートチェンジャのインベントリを (各スロット範囲で 1 回ずつ) 2 回の手順で作成する必要があるためです。
たとえば、オートチェンジャにスロットが 11 あり、スロット 6 をクリーニングカートリッジ用に使う場合は、「Available Slots」属性の別々の行に、次のように指定します。
1-5 7-11 |
あるいは、nsradmin プログラムで、次の構文を使います。
available slots: 1-5, 7-11; |
コマンド行で、次のコマンドを入力します。
# nsrjb -U uses -j autochanger -S slot |
uses には、「Default Cleaning」フィールドに入力されている残り回数 (手順 2 で入力した残り回数) を指定します。
slot には、クリーニング用に使うスロットの番号を指定します。
オートチェンジャが 1 台だけの場合は、-j オプションを省略できます。
オートチェンジャでクリーニングカートリッジを交換するたびに、nsrjb プログラムを実行して、残り回数を指定しなければなりません。
使用しているオートチェンジャが、要素状態確認オプションまたはバーコードによるラベル付けオプションをサポートしていない場合は、手順 5 で説明した nsrjb コマンドを使って、クリーニングカートリッジをインベントリに加えるようにオートチェンジャに指示する必要があります。