『N1 Service Provisioning System 4.1 ユーザーガイド』は、製品の概要と、HTML ユーザーインタフェースを使用した多くのタスクの実行方法について説明します。
このマニュアルは、N1 Service Provisioning System ソフトウェア の初期構成を行う上級システム管理者およびシステムの保守担当のシステム管理者を対象としています。
このマニュアルは、SunTM のソフトウェアとハードウェアについて広い知識を持つ経験を積んだシステム管理者を対象読者としています。 企画や販売前のガイドとしては使用しないでください。 この文書を読み始める前に、システム要件を決定し、適切な機器とソフトウェアを購入しておく必要があります。
『N1 Service Provisioning System 4.1 ユーザーガイド』は、N1 Service Provisioning System ソフトウェア の概要を紹介し、一般的な作業についてその手順を説明します。
第 1 章「N1 Service Provisioning System ソフトウェア の概要」では、N1 Service Provisioning System ソフトウェア の概要を紹介し、 製品のアーキテクチャー、オブジェクトモデル、およびインタフェースについて説明します。
第 2 章「アプリケーション環境の評価」には、N1 Service Provisioning System ソフトウェア の設定に役立つ質問が用意されています。
第 3 章「HTML ユーザーインタフェースでの共通の作業」では、N1 Service Provisioning System ソフトウェア の HTML ユーザーインタフェースで作業を実行する手順を説明します。
第 4 章「ホスト」では、プロビジョニングソフトウェア がホストとどのようにやり取りを行うかを説明します。 またこの章では、プロビジョニングソフトウェア を使用してホストを管理する手順も説明します。
第 5 章「コンポーネント」では、コンポーネントの概要、コンポーネントの機能、および組み込まれているコンポーネントの種類について説明します。 またこの章では、基本的なコンポーネント管理作業の手順も説明します。
第 6 章「プラン」では、N1 Service Provisioning System ソフトウェア でのプランを使用した作業方法について説明します。
第 7 章「比較」では、プロビジョニングソフトウェア で実行できる比較のタイプを説明します。
第 8 章「通知の設定」では、N1 Service Provisioning System ソフトウェア を設定してイベント発生時にユーザーに通知する方法を説明します。
付録 A 「特別な名前」には、 システムでのみ使用するよう制限されている名前のリストがあります。
用語集には、 このマニュアルで使用される語句とその定義のリストがあります。
次のマニュアルは、N1 Service Provisioning System ソフトウェア の概要や管理の手順について説明しています。 このマニュアルをハードコピーで使用する場合は、必ず以下のマニュアルを参照できるようにしてください。
『N1 Service Provisioning System 4.1 インストールガイド』
『N1 Service Provisioning System 4.1 リファレンスガイド』
『 N1 Service Provisioning System 4.1 ご使用にあたって』
docs.sun.com では、Sun が提供しているオンラインマニュアルを参照することができます。マニュアルのタイトルや特定の主題などをキーワードとして、検索を行うこともできます。URL は、http://docs.sun.com です。
このマニュアルでは、次のような字体や記号を特別な意味を持つものとして使用します。
表 P–1 表記上の規則
字体または記号 |
意味 |
例 |
|
---|---|---|---|
AaBbCc123 |
コマンド名、ファイル名、ディレクトリ名、画面上のコンピュータ出力、コード例を示します。 |
.login ファイルを編集します。 ls -a を使用してすべてのファイルを表示します。 system% |
|
AaBbCc123 |
ユーザーが入力する文字を、画面上のコンピュータ出力と区別して示します。 |
system% su password: |
|
AaBbCc123 |
変数を示します。実際に使用する特定の名前または値で置き換えます。 |
ファイルを削除するには、rm filename と入力します。 |
|
『 』 |
参照する書名を示します。 |
『コードマネージャ・ユーザーズガイド』を参照してください。 |
|
「 」 |
参照する章、節、ボタンやメニュー名、強調する単語を示します。 |
第 5 章「衝突の回避」を参照してください。 この操作ができるのは、「スーパーユーザー」だけです。 |
|
\ |
枠で囲まれたコード例で、テキストがページ行幅を超える場合に、継続を示します。 |
|
コード例は次のように表示されます。
C シェル
machine_name% command y|n [filename] |
C シェルのスーパーユーザー
machine_name# command y|n [filename] |
Bourne シェルおよび Korn シェル
$ command y|n [filename] |
Bourne シェルおよび Korn シェルのスーパーユーザー
# command y|n [filename] |
[ ] は省略可能な項目を示します。上記の例は、filename は省略してもよいことを示しています。
| は区切り文字 (セパレータ) です。この文字で分割されている引数のうち 1 つだけを指定します。
キーボードのキー名は英文で、頭文字を大文字で示します (例: Shift キーを押します)。ただし、キーボードによっては Enter キーが Return キーの動作をします。
ダッシュ (-) は 2 つのキーを同時に押すことを示します。たとえば、Ctrl-D は Control キーを押したまま D キーを押すことを意味します。
このマニュアルでは、「x86」という用語は、Intel 32 ビット系列のマイクロプロセッサチップ、および AMD が提供する互換マイクロプロセッサチップを意味します。