ファイルマネージャは、以下の特徴を持つリムーバブルメディアをすべてサポートしています。
/etc/fstab ファイルにエントリがあるリムーバブルメディア/etc/fstab ファイルは、コンピュータが使用するファイルシステムを記述します。
user オプションは、/etc/fstab ファイルのリムーバブルメディア用エントリで指定されます。
メディアをマウントすることにより、そのメディアのファイルシステムにアクセス可能になる。メディアをマウントすると、そのメディアのファイルシステムは、ファイルシステムのサブディレクトリとして接続されます。
メディアをマウントするには、適切なデバイスにメディアを挿入します。メディアを表すオブジェクトがデスクトップに追加されます。なお、オブジェクトは、お使いのシステムが、メディアの検出時に自動的にデバイスをマウントするように設定されている場合にのみ追加されます。
デバイスを自動的にマウントする設定になっていない場合、手動でデバイスをマウントする必要があります。デスクトップを右クリックし、「ディスク」->「device-name」を選択します。たとえば、フロッピーディスクをマウントする場合は、「ディスク」->「フロッピー」を選択します。メディアを表すオブジェクトがデスクトップに追加されます。
リムーバブルメディアオブジェクトの名前は変更できません。
メディアの内容は、次の方法を使用して表示できます。
デスクトップ上のメディアを表すオブジェクトをダブルクリックする
デスクトップ上のメディアを表すオブジェクトを右クリックして、「開く」を選択する
ファイルマネージャウィンドウは、メディアの内容を表示します。ディスプレイを再読み込みするには、「再読み込み」ボタンをクリックします。
リムーバブルメディアのプロパティを表示するには、デスクトップ上のメディアを表すオブジェクトを右クリックして、「プロパティ」を選択します。メディアのプロパティを表示するダイアログが開きます。
プロパティのダイアログを閉じるには、「閉じる」をクリックします。
メディアをフォーマットすることにより、特定のファイルシステムで使用できるようになります。ファイルマネージャでフロッピーディスクをフォーマットできます。
メディアをフォーマットすると、そのメディア上の既存の情報は上書きされます。
フロッピーディスクのフォーマットを作成するには、次の手順を実行します。
フロッピーディスクドライブにフロッピーディスクを挿入します。フロッピーディスクをマウントします。メディアのマウント方法については、メディアをマウントするを参照してください。
デスクトップ上のディスクを表すオブジェクトを右クリックして、「フォーマット」を選択します。「Floppy formatter」ダイアログが表示されます。
「Floppy formatter」ダイアログでフォーマットオプションを選択します。 次の表では、ダイアログの要素について説明します。
「フォーマット」をクリックして、ディスクをフォーマットします。
メディアを取り出すには、デスクトップ上のメディアオブジェクトを右クリックして、「取り出し」を選択します。メディアのドライブが電動ドライブの場合は、メディアはドライブから取り出されます。メディアのドライブが電動でない場合は、メディアのデスクトップオブジェクトが消えてから、手動でメディアを取り出します。
メディアがマウントされている場合、メディアを電動ドライブから取り出すことはできません。メディアを取り出す前に、マウント解除する必要があります。ドライブからフロッピーディスクを取り出すには、次の手順を実行します。
ファイルマネージャウィンドウ、端末
ウィンドウ、このフロッピーディスクにアクセスするその他のウィンドウをすべて閉じます。
デスクトップ上のディスクを表すオブジェクトを右クリックして、「編集」を選択します。ディスクのデスクトップオブジェクトが非表示になります。
フロッピーディスクをドライブから取り出します。
マウント解除する前にフロッピーディスクをドライブから取り出すと、フロッピーディスク上のデータが失われる可能性があります。