Sun Installation Assistant (SIA)
シリアルまたはビデオポートを使用したコンソールアクセスによるローカルインストール
ILOM を使用したコンソールへのアクセスによるリモートインストール
Oracle Enterprise Linux のインストール
Red Hat Enterprise Linux のインストール
SUSE Linux Enterprise Server のインストール
PXE インストールをサポートするための Linux サーバーの設定
PXE 用に DHCP サーバーをインストールおよび設定する方法
Oracle または Red Hat Enterprise Linux でファイアウォールを無効にする方法
Linux OS 設定用の論理および物理ネットワークインタフェース名の特定
OEL または RHEL インストール時の論理および物理ネットワークインタフェース名の特定方法
本書のリリース時点では、サポートされる Oracle VM の最低バージョンは Oracle VM 2.2.1 です。次の手順を使用して、Oracle VM Server の PXE インストールイメージを作成します。
PXE を使ってインストールするには、次のアイテムが必要です。
PXE をサポートするよう、事前にネットワークインフラストラクチャーをセットアップしておく必要があります。「PXE インストールをサポートするための Linux サーバーの設定」を参照してください。
PXE サーバーにアクセス可能な CD/DVD ドライブ。
Oracle VM Server 配布メディアセット。これは、CD のセットまたは 1 枚の DVD の場合があります。
# mkdir -p /home/pxeboot/ovm_svr_2.2/
注 - CD の取り出しおよび挿入は、必ず CD/DVD ドライブのマウントが解除されている状態で行なってください。
# mount dev/cdrom /mnt/cdrom
# cp -r /mnt/cdrom/* /home/pxeboot/ovm_svr_2.2/
# umount /mnt/cdrom
DVD からインストールする場合は、この手順は一度だけで済みます。コピーが終了したら、次の手順に進みます。
# cp /home/pxeboot/ovm_svr_2.2/images/pxeboot/vmlinuz /home/pxeboot/ovm_svr_2.2
# cp /home/pxeboot/ovm_svr_2.2/images/pxeboot/initrd.img /home/pxeboot/ovm_svr_2.2
/home/pxeboot/ovm_svr_2.2/ks.cfg
必要なコマンドがわかっている場合は、それを入力します。または、次の内容をコピーして挿入することもできます。
lang en_US #langsupport en_US keyboard us #mouse genericusb timezone --utc America/Los_Angeles rootpw xxxx reboot bootloader --location=mbr install nfs --server n.n.n.n --dir /home/pxeboot/ovm_svr_2.2 clearpart --all part /boot --fstype ext3 --size 512 --ondisk sda part swap --size 4096 --ondisk sda part / --fstype ext3 --size 1 --grow --ondisk sda network --bootproto dhcp # password : abc123 ovsagent --iscrypted Y2fEjdGT1W6nsLqtJbGUVeUp9e4= #ovsmgmntif eth0 auth --useshadow --enablemd5 firewall --disabled #Do not configure the X Window System skipx text %packages @Everything %pre %post --nochroot %post
ここでの n.n.n.n は、PXE サーバーの IP アドレスです。--dir の後ろに指定されている保存場所が、イメージのトップレベルを指していることを確認します。
次に Oracle VM メニュー用のラベルの例を 2 つ示します。
注 - append から ks.cfg までのテキストブロックは、改行なしの連続する文字列として入力してください。
label ovm_svr_2.2 sda eth select kernel ovm_svr_2.2/images/pxeboot/vmlinuz append initrd=ovm_svr_2.2/images/pxeboot/initrd.img load_ramdisk=1 network ks=nfs:n.n.n.n:/home/pxeboot/ovm_svr_2.2/ks.cfg mem=32g label ovm_svr_2.2 sda eth select serial console kernel ovm_svr_2.2/images/pxeboot/vmlinuz append initrd=ovm_svr_2.2/images/pxeboot/initrd.img load_ramdisk=1 network ks=nfs:n.n.n.n:/home/pxeboot/ovm_svr_2.2/ks.cfg mem=32g console=ttyS0,115200
ここでの n.n.n.n は、PXE サーバーの IP アドレスです。
/home/pxeboot/pxelinux.cfg/default