![]() |
iPlanet Calendar Server 管理ガイド |
第 4 章 iPlanet Calendar Server のモニタ
この章では、iPlanet Calendar Server の動作をモニタする方法について説明します。また、csstats および cstool コマンドラインユーティリティの一般的なオプションを使用して、サーバの統計情報を取得する方法について説明します。使用可能なオプションの詳細は、付録 A 「コマンドラインユーティリティ」を参照してください。
カウンタ統計の一覧表示
csstats は、カレンダー設定 (*.conf) ファイルで定義されているカウンタオブジェクトの統計情報を取得し表示するためのユーティリティです。カウンタオブジェクト (httpstat、authstat、wcapstat、dbstat など) は、iPlanet Calendar Server に関する次のような情報を表します。iPlanet Calendar Server のカウンタ統計のそれぞれの意味に関する詳細は、「カウンタ」を参照してください。
統計情報を表示するには、csstats ユーティリティの list コマンドを使用します。
たとえば、使用可能なカウンタオブジェクトおよびオブジェクトのタイプに関する基本情報を表示するには、次のコマンドを入力します。
httpstat カウンタオブジェクトに関する統計だけを一覧表示するには、次のコマンドを入力します。
wcapstat カウンタオブジェクトに関するカウンタ統計を 10 秒ごとに 1 時間 (360 回) 一覧表示するには、次のコマンドを入力します。
csstats -i 360 -s 10 list wcap
iPlanet Calendar Server の ping (動作確認)
iPlanet Calendar Server サービスが特定のポート番号でリッスンしていることを確認するには、cstool ユーティリティの ping コマンドを使用します。サービスの ping では、そのサービスが実際に動作しているかどうかを確かめているわけではありません。ソケット接続が確立するかどうかを示しているにすぎません。サービスオプションは、次のとおりです。たとえば、cshttpd サービスを ping して、ポート 80 でリッスンしていることを確認するには、次のコマンドを入力します。
iPlanet Calendar Server の構成の再読み込み
Calendar Server サービスの構成を再度読み込むには、cstool ユーティリティの refresh コマンドを使用します。たとえば、cshttpd サービスの構成を再度読み込むには、次のコマンドを入力します。
注 cstool を実行するには、Calendar Server が動作している必要があります。
前へ 目次 索引 DocHome 次へ
Copyright © 2000 Sun Microsystems, Inc. Some preexisting portions Copyright © 2000 Netscape Communications Corp. All rights reserved.
Last Updated May 21, 2001