Solaris のシステム管理 (IP サービス)

ProcedureDHCP マクロを作成する方法 (DHCP マネージャ)

  1. DHCP マネージャの「マクロ (Macros)」タブを選択します。

    「DHCP マネージャを起動および停止する方法」を参照してください。

  2. 「編集 (Edit)」メニューから「作成 (Create)」を選択します。

    「マクロの作成 (Create Macro)」ダイアログボックスが開きます。

  3. そのマクロの名前 (固有の名前) を入力します。

    名前には 128 文字までの英数字を使用できます。ベンダークラス識別子、ネットワークアドレス、またはクライアント ID に一致する名前を使用している場合は、そのマクロは適切なクライアントに対して自動的に処理されます。異なる名前を使用している場合は、自動的には処理されません。そのマクロは、特定の IP アドレスに割り当てられているか、または自動的に処理される別のマクロに含まれていなければなりません。詳細は、「DHCP サーバーによるマクロ処理」を参照してください。

  4. 「オプション名 (Optioin Name)」フィールドの隣にある「選択 (Select)」ボタンをクリックします。

    「オプションの選択 (Select Option)」ダイアログボックスに、標準カテゴリのオプションの名前と説明がアルファベット順にリストされます。標準カテゴリ以外のオプションを追加したい場合は、「カテゴリ (Category)」リストを使用します。必要なカテゴリを「カテゴリ (Category)」リストから選択してください。オプションのカテゴリについての詳細は、「DHCP オプションについて」を参照してください。

  5. マクロに追加するオプションを選択して、「了解 (OK)」をクリックします。

    「マクロの属性 (Macro Properties)」ダイアログボックスが、「オプション名 (Option Name)」フィールドに選択されたオプションを表示します。

  6. 「オプションの値 (Option Value)」フィールドにオプションの値を入力し、「追加 (Add)」をクリックします。

    このオプションは、このマクロのオプションリストの一番下に追加されます。マクロ内でのオプションの位置を変更する場合は、オプションを選択し、矢印ボタンをクリックしてオプションを上下に移動させます。

  7. マクロに追加するオプションごとに、手順 5手順 6 を繰り返します。

  8. オプションの追加が終了したら、「DHCP サーバーに変更を通知 (Notify DHCP Server of Change)」を選択します。

    この選択によって、DHCP サーバーは dhcptab テーブルを再読み込みし、「了解 (OK)」をクリックすると直ちに変更が適用されます。

  9. 「了解 (OK)」をクリックします。