IPQoS flowacct モジュールを使用して、請求またはネットワーク管理のためにトラフィックフローを追跡します。次の手順に従って、QoS ポリシーにフローアカウンティングを含める必要があるかどうか判断してください。
顧客に SLA を提示していますか
提示している場合は、フローアカウンティングを使用する必要があります。まず、SLA を確認して、企業が顧客に使用料を請求するネットワークトラフィックの種類を調べます。次に、QoS ポリシーを確認して、課金の対象となるトラフィックが含まれるクラスを調べます。
ネットワークの問題を防ぐために監視またはテストを必要とするアプリケーションはありますか
ある場合は、フローアカウンティングを使ってそれらのアプリケーションの動作を監視することを検討します。QoS ポリシーを確認して、監視を必要とするトラフィックに割り当てたクラスを調べます。
QoS 計画表で、フローアカウンティングを必要とする各クラスのフローアカウンティング欄に Y と記入します。
QoS ポリシーにさらにクラスを追加するには、「QoS ポリシーのクラスを定義する方法」を参照してください。
QoS ポリシーにさらにフィルタを追加するには、「QoS ポリシーにフィルタを定義する方法」を参照してください。
フロー制御スキームを定義するには、「フロー制御を計画する方法」を参照してください。
パケットがネットワークストリームに戻るときのフローの転送動作を定義するには、「転送動作を計画する方法」を参照してください。
特定の種類のトラフィックの追加フローのアカウンティングを計画するには、「フローアカウンティングを計画する方法」を参照してください。
IPQoS 構成ファイルを作成するには、「IPQoS 構成ファイルを作成し、トラフィッククラスを定義する方法」を参照してください。