次の手順は、/etc/default/nfs ファイルを変更して、クライアント上で使用される NFS のバージョンを制御する方法を示しています。コマンド行を使用する場合は、「コマンド行を使用して、クライアント上で異なるバージョンの NFS を選択する方法」を参照してください。
スーパーユーザーになるか、同等の役割を引き受けます。
役割には、認証と特権コマンドが含まれます。役割の詳細については、『Solaris のシステム管理 (セキュリティサービス)』の「RBAC の構成 (作業マップ)」を参照してください。
/etc/default/nfs ファイルを編集します。
たとえば、クライアント上で version 3 だけを使用するようにするには、NFS_CLIENT_VERSMAX と NFS_CLIENT_VERSMIN の値を 3 に設定します。キーワードとその値の一覧については、「/etc/default/nfs ファイルのキーワード」を参照してください。
NFS_CLIENT_VERSMAX=value NFS_CLIENT_VERSMIN=value |
バージョン番号を指定します。
これらの行は、デフォルトでコメントになっています。ポンド記号 (#) を削除することも忘れないでください。
クライアント上で NFS をマウントします。
次のコマンドを入力します。
# mount server-name:/share-point /local-dir |
サーバーの名前を指定します。
共有するリモートディレクトリのパスを指定します。
ローカルマウントポイントのパスを指定します。