Java Desktop System 電子メールとカレンダ・ユーザーズガイド

メール作成の設定

色を指定するには、「メール作成の設定」のオプションを使用します。次の機能領域でメール作成の環境設定をカスタマイズできます。

一般的なメッセージ作成の環境設定

メッセージ作成の環境設定を指定するには、「一般」タブセクションを使用します。表 11–8 は、設定可能なメッセージ作成の環境設定を示しています。

表 11–8 一般的なメッセージ作成の環境設定

ダイアログ要素 

説明 

「転送方式」

メッセージの転送にさまざまな方式を選択できます。メッセージのデフォルトの転送方式をドロップダウンリストから選択します。 

メッセージの転送方式の詳細については、「メッセージを転送するには」を参照してください。

「返信方式」

メッセージの返信にさまざまな方式を選択できます。メッセージのデフォルトの返信方式をドロップダウンリストから選択します。 

次のオプションの中からどれか 1 つを選択します。 

  • 「オリジナルのメッセージを引用する」 : 元のメッセージを新しいメッセージの本文に挿入し、引用部分の各行の先頭に不等号記号 (>) を挿入するには、このオプションを選択します。

  • 「オリジナルのメッセージを引用しない」 : 返信メッセージから元のメッセージを除外するには、このオプションを選択します。

  • 「オリジナルのメッセージを添付する」 : 新しいメッセージに元のメッセージを添付するには、このオプションを選択します。

「文字セット」

メッセージのデフォルトの文字エンコードをドロップダウンリストから選択します。 

「HTML でメッセージを形成する」

HTML 形式をメッセージのデフォルトの形式にするには、このオプションを選択します。このオプションを選択しない場合は、デフォルト形式がプレーンテキスト形式になります。 

「スマイリーアイコンを自動的に挿入する」

入力時に自動的に顔文字を挿入するには、このオプションを選択します。たとえば、「:-)」と入力すると、スマイリーアイコンが自動的に挿入されます。

このオプションは、HTML 形式のメッセージだけに適用されます。 

「件名が空の場合は送信する前に確認する」

「件名」テキストボックスが空のメッセージを送信するときに、警告メッセージが表示されるようにするには、このオプションを選択します。

「Bcc 受信者のみ指定されている場合は送信する前に確認する」

「Bcc」フィールドだけにアドレスがあり、「宛先」フィールドと「Cc」フィールドにアドレスがないメッセージを送信するときに、警告メッセージが表示されるようにするには、このオプションを選択します。

署名の環境設定

署名の環境設定を指定するには、「署名」タブセクションを使用します。表 11–9 は、設定可能な署名の環境設定を示しています。

表 11–9 署名の環境設定

ダイアログ要素 

説明 

署名のリスト 

メッセージに挿入できる署名のリストを表示します。メッセージを作成するときに、「署名」ドロップダウンリストから署名の 1 つを選択できます。

「追加」

このボタンをクリックして、署名の一覧に署名を追加します。 

署名の一覧に署名を追加するには、次の手順を実行します。 

  • 「追加」ボタンをクリックして、 「署名の編集」ダイアログを表示します。

  • 「名前」テキストボックスに署名を入力します。

  • ダイアログのコンテンツ領域に署名を入力します。署名のフォーマット方法の詳細については、「メッセージの作成」を参照してください。

  • 「ファイル」->「保存して閉じる」を選択して、署名を保存してダイアログを閉じます。

「スクリプトの追加」

スクリプトを使用して署名を生成できます。スクリプトを追加して署名を生成するには、「スクリプトの追加」ボタンをクリックします。

署名の一覧にスクリプトを追加するには、次の手順を実行します。 

  • 「スクリプトの追加」ボタンをクリックして、「スクリプトの追加」ダイアログを表示します。

  • 「名前」テキストボックスにスクリプト名を入力します。

  • 使用するスクリプトのファイル名を「スクリプト」ドロップダウンコンビネーションボックスに入力します。または、「参照」をクリックして、「ファイルの選択」ダイアログを表示します。ダイアログを使用して、使用するスクリプトを指定します。

  • 「了解」をクリックします。

「編集」

署名または署名スクリプトを編集するには、署名のリストから項目を選択し、「編集」ボタンをクリックします。

「削除」

署名または署名スクリプトを削除するには、署名のリストから項目を選択し、「削除」ボタンをクリックします。

スペルチェックの環境設定

スペルチェッカの環境設定を指定するには、「スペルチェック」タブセクションを使用します。表 11–10 は、設定可能なスペルチェッカの環境設定を示しています。

表 11–10 スペルチェックの環境設定

ダイアログ要素 

説明 

言語表 

辞書がインストールされている言語のリストを表示します。 

言語を有効にするには、言語表で言語を選択し、「有効」ボタンをクリックします。または、目的の言語に対する「有効」列のチェックボックスをクリックして、チェックボックスにチェックマークが表示されるようにします

「入力時にスペルチェックする」

電子メールとカレンダで入力時にスペルをチェックするには、このオプションを選択します。電子メールとカレンダは、言語表で選択されている言語の辞書を参照してスペルをチェックします。

「スペルミスした文字の色」

「入力時にスペルチェックする」オプションを選択した場合、言語表で選択されている言語の辞書の用語と一致しない単語に、電子メールとカレンダによって、メッセージ内で下線が付けられます。

一致しない単語の下線の色を変更するには、色選択ボタンをクリックします。「色の選択」ダイアログで必要な色を選択します。