Solaris 10 IBM BladeCenter サーバーインストールガイド

システム構成情報の事前設定 (作業マップ)

表 1–2 システム構成情報の事前設定: 作業マップ

作業 

説明 

参照先 

sysidcfg ファイルを作成します。

異なる構成情報を必要とするシステムごとに、固有の sysidcfg ファイルを作成します。サンプルファイルを使用できます。

sysidcfg 構成ファイルを作成する方法」

ネットワークに接続されたシステムのプロファイルを作成します。 

ネットワーク上のシステム用に自動インストールを設定する際には、サーバー上に JumpStart ディレクトリと呼ばれるディレクトリを作成する必要があります。このディレクトリは、インストールサーバー上に作成できます。JumpStart ディレクトリには、Solaris ソフトウェアの自動インストールを実行するために必要なシステム構成情報が含まれています。

「JumpStart ディレクトリをサーバー上に作成する方法」

「すべてのシステムがプロファイルサーバーにアクセスできるようにする方法」

「プロファイルを作成する方法」

「プロファイルをテストする方法」

rules ファイルを作成します。

Solaris OS をインストールするシステムのグループごとに、rules ファイルを作成します。各ルールは 1 つ以上のシステム属性にもとづいてシステムグループを識別し、各グループをプロファイルにリンクします。プロファイルは、グループ内の各システムに Solaris ソフトウェアがどのようにインストールされるかを定義するテキストファイルです。

rules ファイルの作成方法」

rules ファイルの妥当性を検査する方法」

ネットワークからインストールするシステムを追加します。

add_install_client コマンドを使用して、ネットワークからインストールする各システムを設定します。インストールする各システムには、ネットワーク上にあるインストールサーバー、ブートサーバー、および構成情報を認識させる必要があります。

ネットワークからインストールするシステムを追加する手順は、CD メディアでも DVD メディアでも同じです。 

add_install_client を実行してネットワークからインストールするシステムを追加する方法」

Solaris OS をクライアントシステムにインストールする前に、前の表に示す作業を実行する必要があります。事前に設定を行うと、Solaris OS をインストールする際に、システム構成情報の入力を求められません。入力する情報は、IBM BladeCenter サーバーへの Solaris OS のインストール用に作成される sysidcfg ファイルによって異なります。Solaris OS インストールのその他の状況で sysidcfg ファイルを作成する際の構文規則と情報については、http://docs.sun.com にある Solaris OS のインストールマニュアル一式を参照してください。