Oracle Solaris Trusted Extensions 管理の手順

ProcedureSolaris 管理コンソールでローカルシステムを管理する

システムで最初に Solaris 管理コンソールを起動する場合は、ツールの登録とさまざまなディレクトリの作成のために、待ち時間が発生します。この待ち時間は、一般的にシステムの構成中に発生します。手順については、『Oracle Solaris Trusted Extensions 構成ガイド』「Trusted Extensions で Solaris 管理コンソールサーバーを初期化する」を参照してください。

遠隔システムを管理する場合は、「Trusted Extensions の遠隔管理 (作業マップ)」を参照してください。

始める前に

役割になっている必要があります。詳細は、「Trusted Extensions の大域ゾーンに入る」を参照してください。

  1. Solaris 管理コンソールを起動します。

    Solaris Trusted Extensions (JDS) で、コマンド行を使用します。


    $ /usr/sbin/smc &
    

    Trusted CDE では、次の 3 つの方法があります。

    • 端末ウィンドウで smc コマンドを使用します。

    • フロントパネルの「ツール」プルアップメニューで、Solaris 管理コンソールのアイコンをクリックします。

    • Trusted_Extensions フォルダで、Solaris 管理コンソールのアイコンをダブルクリックします。

  2. 「コンソール」の「ツールボックスを開く」を選択します。

  3. リストから、適切な有効範囲の Trusted Extensions ツールボックスを選択します。

    Trusted Extensions ツールボックスには、名前の一部に Policy=TSOL が含まれています。Files の有効範囲は、現在のシステムのローカルファイルを更新します。LDAP の有効範囲は、Sun Java System Directory Server の LDAP ディレクトリを更新します。ツールボックスの名前は次のようになります。


    このコンピュータ (remote-system: Scope=Files, Policy=TSOL)
    このコンピュータ (ldap-server: Scope=LDAP, Policy=TSOL)
  4. 目的の Solaris 管理コンソールツールに移動します。

    パスワードプロンプトが表示されます。

    Trusted Extensions で修正されているツールについては、「システムの構成」をクリックします。

  5. パスワードを入力します。

    Solaris 管理コンソールツールのその他の情報については、オンラインヘルプを参照してください。Trusted Extensions で修正されたツールについては、「Solaris 管理コンソールツール」を参照してください。

  6. GUI を閉じるには、「コンソール」メニューの「終了」を選択します。