次の作業マップでは、パッケージに組み込むことのできるオプション機能について説明します。
表 3–1 情報ファイルとインストールスクリプトの作成 (作業マップ)| 作業 | 説明 | 参照先 | 
|---|---|---|
| 1. 情報ファイルを作成する | パッケージの依存関係を定義する パッケージの依存関係を定義すると、パッケージが以前のバージョンと互換性があるかどうか、ほかのパッケージに依存するかどうか、またはほかのパッケージがそのパッケージに依存するかどうかを指定できます。 | |
| 著作権に関するメッセージを書く copyright ファイルを用意すると、ソフトウェアアプリケーションを法的に保護できます。 | ||
| ターゲットシステムに追加領域を予約する space ファイルにより、ターゲットシステム上でブロックが取り置かれます。これにより、pkgmap ファイルで定義されていないファイルを、インストール時に作成できます。 | ||
| 2. インストールスクリプトを作成する | インストーラから情報を取得する request スクリプトを使用すると、パッケージをインストールする人から情報を取得できます。 | |
| インストールに必要なファイルシステムデータを収集する checkinstall スクリプトを使用すると、ターゲットシステムの分析を行なって、インストール用の環境を適切に設定したり、インストールをクリーンに停止したりできます。 | ||
| 手続きスクリプトを書く 手続きスクリプトを使用すると、インストールプロセスまたは削除プロセスの特定のフェーズの間に、カスタマイズしたインストール命令を挿入できます。 | ||
| クラスアクションスクリプトを書く クラスアクションスクリプトを使用すると、パッケージのインストールおよび削除の間にパッケージオブジェクトの特定のグループに対して、一連の命令を指定して実行できます。 |