メッセージタイプを定義するには、そのメッセージタイプに対して multipart/voice-message などの一意の定義を指定します。デフォルトでは、メッセージストアは Content-Type ヘッダーフィールドを読み取ってメッセージタイプを判定します。必要に応じて、メッセージタイプを識別するための別のヘッダーフィールドを設定できます。
メッセージストアは、Content-Type (または指定されたほかの) ヘッダーフィールドを読み取ります。値の大文字と小文字は区別されません。つまり、ヘッダーの大文字と小文字の組み合わせが予想される組み合わせと異なっても、メッセージストアはヘッダーフィールドを有効なものとして受け入れます。
メッセージストアは、ヘッダーフィールド内のメッセージタイプ名のみを読み取ります。ほかの引数やパラメータは無視されます。
メッセージタイプを定義するには、configutil ユーティリティーを使用して store.messagetype パラメータの値を設定します。手順については、「メッセージタイプを設定する」を参照してください。
メッセージタイプを設定することにより、メッセージストアは指定されたタイプのメッセージを識別して操作できるようになります。これは、統合メッセージングアプリケーションでメッセージタイプを管理するための最初の重要な手順です。
メッセージストアによって提供されるメッセージタイプの機能を十分に利用するには、次の作業の一部またはすべてを実行するようにしてください。
JMQ 通知プラグインを設定し、メッセージタイプのステータスを追跡する通知を取得するための Message Queue クライアントを記述する
各メッセージタイプに適用される制限容量を指定したルートを設定する
有効期限ルールを記述し、メッセージタイプに応じてメッセージの有効期限切れと消去を行うための LDAP 属性値を設定する
これらの作業については、次の各節で説明します。