Sun Java System Messaging Server 6.3 管理ガイド

20.7.3 メッセージタイプに関する通知メッセージの送信

通知により、テキストメッセージ、ボイスメール、イメージデータなどのさまざまなタイプのメッセージに関するステータス情報を配信できます。Messaging Server は、Sun Java System Message Queue を使用してメッセージタイプに関する通知情報を送信します。Message Queue 用の JMQ 通知プラグインの設定については、第 22 章「Message Queue のためのメッセージを生成する JMQ 通知プラグインの設定」を参照してください。

JMQ 通知プラグインを有効にして特定のメッセージタイプを認識するには、store.messagetype.x.flagname パラメータを含む store.messagetype パラメータを設定する必要があります。詳細は、「メッセージタイプを設定する」を参照してください。

メッセージタイプを設定すると、JMQ 通知メッセージによって特定のメッセージタイプを識別できるようになります。メッセージタイプごとに通知メッセージを解釈し、各タイプに関するステータス情報をメールクライアントに配信するように Message Queue クライアントを記述できます。

JMQ 通知機能では、メールボックスに現在含まれているメッセージの個数がメッセージタイプごとに取得されます。全体の個数ではなく、メッセージタイプごとの個数を指定した配列が通知メッセージによって送信されます。

たとえば、NewMsg 通知メッセージに、7 個の新しいボイスメールメッセージと 4 個の新規テキストメッセージがユーザーの受信箱にあることをユーザーに知らせるデータを格納することができます。

メッセージタイプごとに通知を送信する方法の詳細については、「22.3.3 特定のメッセージタイプに対する通知」を参照してください。