表 B–1 では、httpbind.conf の設定パラメータを説明しています。
表 B–1 httpbind.conf の XMPP/HTTP Gateway 設定パラメータ
パラメータ |
デフォルト値 |
説明 |
---|---|---|
httpbind.pool.nodeId |
なし |
httpbind.pool.support が true に設定されている場合、このパラメータはサーバープール内のサーバーノードの完全 URL を指定します。この URL は、ロードバランサを指すのではなく Instant Messaging サーバーインスタンスを指すようにしてください。 |
httpbind.pool.support |
false |
このパラメータは、ゲートウェイがサーバープール配備内にあるかどうかを定義します。httpbind.pool.nodeId が指定されていない場合、このパラメータの値は false に設定されます。 このパラメータに指定できる値は次のとおりです。
|
httpbind.config |
なし |
ID キー (gwdomain-id) のコンマ区切りリストを指定します。このキーは、ゲートウェイで使用するドメイン、ホスト、ホストパスワード、およびコンポーネントの JID を決定するための設定キーとして使用されます。ID キーについては、表 B–2 を参照してください。 |
httpbind.content_type |
text/xml; charset=utf-8 |
クライアントに応答を送信するときにゲートウェイが使用する content-type HTTP ヘッダーのデフォルト値です。 |
httpbind.hold |
なし |
JEP 124 で定義された、クライアント要求内の hold 属性の最大許容値を指定します。クライアントが要求でゲートウェイよりも大きい値を指定した場合、ゲートウェイの値が使用されます。そうでない場合は、クライアント要求での値が使用されます。 |
httpbind.inactivity |
180 |
ゲートウェイがクライアントへの接続を終了するまでに、クライアントの非アクティブ状態を許容する最大時間 (秒)。 |
httpbind.log4j.config |
なし |
ゲートウェイがロギングに使用する log4j 設定ファイルの場所。このパラメータが空のままの場合、ゲートウェイのロギングは無効になります。ロガー名は「httpbind」(log4j.logger.httpbind) です。 |
httpbind.polling |
1 (秒) |
次の要求を送信するまでにクライアントが待機しなければならない最小の時間 (秒)。 |
httpbind.requests |
2 |
クライアントがゲートウェイに対して行うことができる並行要求の数。このパラメータの値がクライアント要求の JEP 124 hold 属性の値よりも小さい場合、このパラメータの値は hold+1 に設定されます。このパラメータの値を 1 に設定しないでください。パフォーマンスが著しく低下する可能性があります。詳細は、httpbind.hold を参照してください。 |
httpbind.round_trip_delay |
1 (秒) |
ネットワーク遅延を考慮して、ラウンドトリップに関してタイムアウトに加えて許容する時間 (秒)。この値を高く設定しすぎると、パフォーマンスが低下する場合があります。 |
httpbind.wait_time |
120 (秒) |
ゲートウェイがクライアントに応答を送信しなければならないデフォルトの期限 (秒)。クライアントの待ち時間がゲートウェイの待ち時間よりも長く設定されている場合、ゲートウェイの待ち時間が使用されます。 |