使用するポリシー管理方法を選択する際には、ポリシー情報の格納場所も同時に選択する必要があります。ポリシーの管理方法を選択するには、iim.conf ファイルを編集し、iim.policy.modules パラメータを設定します。Access Manager を使用する場合は identity を、アクセス制御ファイルを使用する場合は iim_ldap をそれぞれ設定します。後者の方法はデフォルトの方法でもあります。
ポリシーの管理に使用する方法を設定するには、次の手順に従います。
iim.conf を開きます。
iim.conf の場所、およびこのファイルに変更を加える手順については、「iim.conf ファイルの構文」を参照してください。
iim.policy.modules パラメータを編集します。具体的には、次のいずれかを設定します。
iim_ldap (デフォルト、アクセス制御ファイルによる方法)
identity (Access Manager による方法)
identity を選択する場合、imadmin assign_services を実行して、Instant Messaging サービスおよび Presence サービスを既存のユーザーに割り当てることができます。
iim.userprops.store パラメータを編集します。具体的には、次のいずれかを設定します。
ldap (ユーザープロパティーを LDAP に格納する場合)
ldap を選択する場合、imadmin assign_services を実行して、ユーザープロパティーを格納する必要なオブジェクトクラスをディレクトリ内のユーザーエントリに追加できます。
file (デフォルト、ユーザープロパティーをファイル内に格納する場合)
iim.conf を保存して閉じます。
設定を更新します。